「あなたがくれる日常が宝物。」君の膵臓をたべたい(2017) くりさんの映画レビュー(感想・評価)
あなたがくれる日常が宝物。
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臓器を食べた人はその臓器の持ち主の魂が宿るそうです。
信頼する人の魂を宿して、ひとつに
なりたい。
ある意味プロポーズ。
彼女のやりたいリストを
かなえていくことで
消え行く残り時間を大切に紡いでいく
二人にだんだん引き込まれて、
その仕種や言葉がしみます。
お互いが相手を尊敬して、
あなたになりたいと思う心や
素直な彼等の付合い方が共感を
よびます。
もう、どこから涙腺がゆるんだか
覚えていませんが、
匠海が桜良の線香をあげに彼女宅に
いき、共病文庫を読んで
母親に もう泣いていいですか?と
号泣した時はさすがに
堪えられません。
一度しかない人生で、
自分のことを
本当に必要とされるのは幸せな事です。
そんな彼女が
真摯な言葉で遺された手紙には
凄いパワーがあります。
恭子の式場の場面はよかった。
相手がガム君でよかった。
記憶に永遠に生きる桜良の
笑顔が良かった。
最後の
満開の桜がなんともいえません。
おすすめ。
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2017年7月31日
くり様
満点。
きっと、好みの作品だと…思っていました。
タイトルの意味が分かった時に胸が締め付けられました。
素直な心で観ると、浸れる作品ですね。
観て泣き、思い出して泣き、レビュー書きながら泣き、
レビュー読んで泣いてしまいました。
…と、いいながら今日はちゃんとお金を払って
浜辺美波ちゃんと北村匠海くんに会いに行って来ます。