劇場公開日 2017年7月28日

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「病気物、恋愛映画の鉄板を打ち砕いた作品」君の膵臓をたべたい(2017) シムウナさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5病気物、恋愛映画の鉄板を打ち砕いた作品

2017年7月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

U-NEXT、見放題リストにあったので再鑑賞。
5年前の作品、月日の経つのは早い。

いつもは映画公開後に原作小説を読む
パターンが大半なのですが
ホラー映画なの?と
タイトルだけを聞くと驚きましたが
そのタイトルに涙するという
キャッチコピーに興味がわいて
原作本を購入、公開前に読破しました。

君の膵臓をたべたい

なるほど、そういう意味だったのか・・・
この言葉の意味を知ったとき、
最高の愛情表現だなって思いまいした。
自分も言いたいし、愛する人に言われたい言葉。
ストレートに伝えてしまうと・・・
はぁ??となりそうですが(笑)

小説と異なる展開、オリジナルストーリーが
この作品に組み込まれています。
原作にはない、12年後のエピソード。
原作を読んだ人も楽しめるかなと。
ただ、今回は原作を読まず、
映画初見のほうが個人的には良かった。
いつも通りのパターンで鑑賞すれば
よかったと後悔しています。

原作で2~3行で語られた
衝撃的な展開(もちろん映画にもあります)
映画冒頭にも伏線がありましたが・・・
何も知らず、映画を鑑賞をすることをお薦めしたいです。

余命わずかな彼女に訪れた・・・あっ、ネタバレになるかな。
まさかあんな展開になるなんて予想していないし
心の準備が整ってない段階で突然の・・・

心の喪失感が半端ないですね。
復帰するまで1か月要するのも分かる。

僕と桜良の関係って、恋愛というよりも
男女の友情に近いかもしれない
お互いが相手の事を憧れの存在としてみているし・・・
心を通い合わしながら、
最後に二人が相手に伝えた言葉が・・・
こんな出会いしたいなぁ~

ヒロイン役の浜辺美波
広瀬すずを最初に見たとき(海街Diary)の
衝撃がありました。
今後、大活躍しそうな予感がしたんだよなぁ~
現在までの活躍、目利きは間違いなかった(笑)

シムウナ