「【鬼才ドゥニ・ヴィルヌーブが頭角を現した記念作。SF作品としても秀逸な作品。】」メッセージ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【鬼才ドゥニ・ヴィルヌーブが頭角を現した記念作。SF作品としても秀逸な作品。】
SF映画としても、ハイレベルの作品。
テッド・チャンの「貴方の人生の物語」(面白き、いままでにないテイストの小説:最近、頻繁に足を運ぶ本屋で面だしで置かれていて、”分かってるじゃない”と思ったなあ)に目を付けた所や、”ヘプタポッド”と呼ばれるそれらの見せ方も良かった。
言語学者ルイーズ(エイミー・アダムス)と物理学者イアン(ジェレミー・レナー)のそれらへのアプローチ方法も視覚的にも面白く、静かに物語は進むが飽くことがない。
その描写を支える、劇中の音楽(効果音)も秀逸である。
ドゥニ・ヴィルヌーブ監督のこの作品からのステップアップは、まさにアメリカ映画界のシンデレラストーリーだろう。
が、それは彼の実力に裏付けされているのは、今作を観れば分かる事である。
<2017年5月19日 劇場にて鑑賞>
コメントありがとうございます。
本作、お好きな映画とのこと。
私も、分かり易い作品も良いですが、本作のような、難解で歯応えのある作品も好きです。久し振りに、観終わって、2001年宇宙の旅を観た時の様な
浮遊感を感じました。
因みに、私は、映画を楽しみたいので、
基本的に原作を読んだ映画は観ません。
映画を観てから原作を読みます。
映画は、事前情報が少ない方が楽しめるからです。
では、また共感作で交流しましょう。
-以上-
おはようございます😄コメントありがとうございます。
原作が面白い(大変興味深い)作品である事をみなさんのレビュー及び(それよりさらに)コメント欄で知りぜひ読みたいと思いました。
映画よりさらに圧巻で、それらの考察をかいつまんでビジュアル化した、と考えてもいいのかもしれませんね。
楽しみです。
こんにちは、ありがとうございます。でも、そこまでおっしゃってもらうと、今後のレビュー書きにくくなりますよ笑。でも、レビュー書き始めたから、正直、あの感想なんです。考えるようになったというか。当時の感覚で感想書いたら、多分、エンディングは膨らませすぎとか直感で書いてたような気がします。
僕、これレビュー書いてないですけど、原作が好きなんです。たかだか文庫本で100ページくらいなのに、哲学的でドラマチックで。最近、テッドチャンの新刊本が久しぶりに出たので、読んでみてくださいな。