「「オデッセイ」でもそうだったのだが、 ますます大きくなる中国の存在感と影響力を感じた。 この映画でもルイーズが中国の少将に衛星電話で電話をかけ中国語で話す場面がある。」メッセージ ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
「オデッセイ」でもそうだったのだが、 ますます大きくなる中国の存在感と影響力を感じた。 この映画でもルイーズが中国の少将に衛星電話で電話をかけ中国語で話す場面がある。
Movix堺で映画「メッセージ」(Arrival)を見た。
2016年製作/116分/G/アメリカ
原題または英題:Arrival
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2017年5月19日
エイミー・アダムス
ジェレミー・レナー
フォレスト・ウィテカー
ドゥニ・ビルヌーブと言えば、
灼熱の魂(2010)
ボーダーライン(2015)
ブレードランナー 2049(2017)
DUNE デューン 砂の惑星(2021)
デューン 砂の惑星 PART2(2024)
の監督。
作品は好意的に評価され、興行的にも大きく成功している。
ルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)は、夫とは離婚し、
ひとり娘を病気で亡くした言語学者である。
彼女がひとりで住む海の見える家がいい。
窓が大きくて居心地が良さそう。
乗っている車はたぶんプリウスα。
地球の各地に飛来した12個の球体型宇宙船。
米軍に招集されたルイーズの役目は
異星人とのコンタクトと彼らとの意思疎通である。
ルイーズ、イアン・ドネリー(ジェレミー・レナー)、
ウェバー大佐(フォレスト・ウィテカー)らが
異星人が人類に何を伝えようとしているのかを試行錯誤しながら探っていく。
やがてそれが実を結び、少しずつではあるが、
彼らが伝えようとしていることがおぼろげながらも形になっていく。
見ていて胸が熱くなる瞬間がある。
映画の中では内容をことさらに詳しく説明しないので、
見る人によって大きく印象が変る映画であるとは思う。
マット・デイモン主演の「オデッセイ」(The Martian)でもそうだったのだが、
ハリウッド映画全般で、ますます大きくなる中国の存在感と影響力を感じた。
この映画でもルイーズが中国の少将に衛星電話で電話をかけ中国語で話す場面がある。
上映時間は116分。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。