劇場公開日 2017年5月19日

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「想定外のところにところに着地するセンス・オブ・ワンダーが印象的な印象的なファーストコンタクトSF」メッセージ よねさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0想定外のところにところに着地するセンス・オブ・ワンダーが印象的な印象的なファーストコンタクトSF

2016年11月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

突如地上に現れた12基の未確認飛行物体。米軍から彼らとのコンタクトを託された言語学者ルイーズは手探りで彼らの言語を解読しようとするが・・・。『未知との遭遇』、『コンタクト』に連なる異星人とのファーストコンタクトものですが、『複製された男』、『ボーダーライン』と作品ごとに全く異なる作風を採ってきた監督ドゥニ・ビルヌーヴ。よくよく考えるとどれもどうにもならない境遇に追い込まれた主人公が覚醒する話であったわけですが、これもその系譜。仕掛け的には『複製された男』に近く、冒頭から無造作に放り込まれるエピソードの破片が最後に結実、少しご都合主義な感じもありましたがちゃんと想定外のところに着地するセンス・オブ・ワンダーは見事だったと思います。ただ、やっぱり細かいところはポルトガル語字幕での鑑賞では理解しづらく、再鑑賞したいところです。

よね