「苦悩・・・神は何故沈黙を続けるのか」沈黙 サイレンス こころさんの映画レビュー(感想・評価)
苦悩・・・神は何故沈黙を続けるのか
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危険を覚悟の上、使命感に満ちて来日した二人のポルトガル人宣教師が、キリシタン弾圧の対象となり、信者と共に苦悩する姿や、見せしめの為の拷問による処刑シーンに、胸が苦しくなりました。
ロドリゴ神父を演じたアンドリュー・ガーフィールドの演技が秀逸で、フェレイラ神父と対面し、言葉を交わした時の苦悩に満ちた表情が忘れられません。
癖のある井上筑後守をイッセー尾形さん、ネイティブな通詞(通訳)を浅野忠信さん、人間味溢れたどこか飄々とした隠れキリシタンを窪塚洋介さんが表現力豊かに演じられていました。
小松菜奈さんも隠れキリシタンの女性を好演。
当時の日本のキリシタン弾圧のむごたらしさと苦悩を、痛烈に描いた作品。
NHKBSを録画にて鑑賞
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