「静かな映画だった、音がなくなる場面は隣のスタジオの映画の音が聞こえ...」沈黙 サイレンス Nana Shinozakiさんの映画レビュー(感想・評価)
静かな映画だった、音がなくなる場面は隣のスタジオの映画の音が聞こえ...
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静かな映画だった、音がなくなる場面は隣のスタジオの映画の音が聞こえてくるほどだった。画面は美しかった。私は信仰を持たないけど、信仰を持つことはどういうものだろうと考えることはあって、答えを出さずに描いているところが良かった。それぞれの人に言い分があって、単純な悪い人は出てこないところも良かった。沼地、と言ってたけど、靄のかかる森や、海風や、それと対象的な、乾いた土のにおいとかも画面から伝わってくるようだった。蝿の羽音も印象的だった。原作も読もうと思った。長崎の踏み絵がある協会にも行ってみたい。
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