「すごくよかった」沈黙 サイレンス 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
すごくよかった
クリックして本文を読む
イッセー尾形が高圧的でなく、話せば分かる人でけっこう譲歩してくれているところが余計に主人公を追い詰める感じがすごくいい。キリスト教に不理解でなく、理解したうえで提示していて、むしろ主人公のほうが頑なで、よくない感じがする。
窪塚洋介のしょぼい感じがすごくよかった。そんな彼と腐れ縁で死ぬまで付き合いがあることに感銘を受けた。人付き合いをしていると失望することがあるのだが、それでも付き合い続けることの尊さが胸に沁みた。
見る前は不安だったけど変な日本描写がまったくなかった。
信仰にはまるで興味がないのであるが、もし自分が信心深かったらもっといろいろと面白かったのかなと思った。
1回目はすごく眠くて眠気を我慢して見ていたら頭痛がしてその後寝込んだ。2回目は体調を万全に整えて見たのだが、それでもちょっとウトウトした。それでもすごくクオリティの高い作品であることは分かったし、かつ面白かった。
コメントする