劇場公開日 2017年1月21日

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「難しい課題だが信仰のあり方を描いている。」沈黙 サイレンス 未散さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0難しい課題だが信仰のあり方を描いている。

2017年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

クリスチャンの遠藤周作の作品をアメリカの監督が、日本でのキリスト教弾圧を描いた優れた作品だと思いました。宣教師の主人公がキリスト教布教の為、日本に来るが、ことごとく信仰を続けることが信者を追い込んでいく。踏み絵だけでは許されず。転ぶ事で生きていく道を選ぶ。主は悩んでも答えてくれない。農民にとっては苦しい生活の死を厭わない信仰でも隠れ切支丹として受け継がれて行く。色々な日本人役者が出てきたが尾形イッセイとつぼ塚君の演技が良かったです。

未散