「取り残された人々」最後の追跡 こめちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
取り残された人々
貧しいテキサスの農民が銀行に取られそうになっている資産の子供への委譲のために必要な金を得ようと銀行強盗を企てる。粗暴な兄貴は弟の計略に乗る。そして、弟のために死ぬ。追い詰める定年間近の保安官は長年のネイティブアメリカンとメキシコの同僚を殺される。銃があちこちにありみんな撃ちまくる。テキサスの強盗は民間人がみんな銃を持っているので撃たれると聞いたことがある。あちこちの銀行からの誘いの看板は何故彼らが貧しく追い詰められていったかを暗示している。貧しさと武器と利益追求の銀行が作り上げた悲劇でもある。弟と引退したシェリフがどのようなその後の関係を持つのか想像を膨らませる最後だ。二人は委譲する財産と事件解決の成果を得たけれど、大事なものを失ったのだ。
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