「テキサス・カウボーイの漢らしさ」最後の追跡 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
テキサス・カウボーイの漢らしさ
ローン返済の看板や先住民、コマンチ族などテーマに成り得るアメリカの問題がセリフでの説明などはあまりせず渋い演出で撮られていてボーッと観ていると大事な事柄を見逃してしまう感じ。
淡々と実行する弟の現状など感情表現が薄い分、汲み取れないし兄の最後の勇姿は凄いが行動した理由など兄弟の感情自体に描写が弱いかなと。
自警団と言われるカウボーイ達の逞しさが銃社会の不安定な安心さが恐ろしいアメリカ。
州ごとに考え方や人種まで違うアメリカ大国に驚愕。
物語の不安定さをJ・ブリッジスでビシっと固めて燻し銀な渋い作品に仕上がった。
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