エキストランドのレビュー・感想・評価
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業界人の目線からは爆笑と反省を
私は映画のプロデューサーをしております。
この主人公の板挟みは、誇張されているとはいえ、良くある状況だと思いました。
脚本はつまらないのに、変えられない。
予算が無いのに、撮影を行わないといけない。
そんな状況になっても、フィルムコミッションを半ば騙して映画を作ろうとする連中は、映画業界から追放のうえ、出禁にするべきなんでしょうが。
そういう恐るべきプロデューサーや監督が図々しくも、日本の映画界に生き残っているのを見てます。
最初は笑えますが。そのうちにスタッフやキャストのへのギャラを踏み倒して、キャバクラに飲みに行ったり、パチンコに行ったり、それでいて平然と悪口を言うプロデューサーのことを思い出して、ムカムカしてきました。
この映画は、個人的な目線では、とても笑えて、考えさせられる映画でした。
ちなみに、低評価が多いのですが。アカウントを調べてみると、この映画しかレビューを出してないのが不自然です。
たぶんアカウントを取って、悪口を書いて、去っていった個人的な恨みや妬みがある人たちのレビューだと思われます。
低予算の映画界と、ネットには、無責任な人は多いですからね。
『映画ですから』
脚本家とのコネクションの為に誰一人面白いと思っていない映画を超低予算で撮影することになったプロデューサーと、口車にのせられて撮影に協力する地方市民達の話。
『FCの仕事です』で誤魔化して何でもかんでも役所に投げて経費を浮かせたり、『映画ですから』の一言で何でもありにして行くプロデューサーとそれに載せられる市民達。
終いには地元民達がズレたプロであるかの言動になって行き暴走し始めたりとコントの様な展開に。
爆笑する様なシーンや強烈な展開がある訳ではないけれど、軽~いプロデューサーやそんなアホなという市民達のリアクションのズレに笑わされた。
エキストラをただで使うのがヤバイ
ポスプロで本作を確認したが、日本のエキストラは、ただでコミッションに搾取されるだけの存在なのに、この高尚なえいがでは全く批判されずに、エキストラたちは喜んでただ働きして、しかもクレジットもされない。これは、社会的な責任を果たしていない作風で憤慨した。駄作!
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