「歯切れが悪い」少女は悪魔を待ちわびて 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
歯切れが悪い
父親を15年前殺された少女が、出所してきた連続殺人男に復讐しようとする話。
男が出所してきた途端、またまた連続殺人事件が発生。別に謎の男も現れ、過去の事件の真相が暴かれるサスペンスへと発展して行く。
と話だけ聴くと面白そうに見えるが、内容が何とも歯切れが悪い。穴だらけでもある。
主要人物が情報をいとも簡単に入手し、過去事件への追及では無く、人物同士がただ怪物となり対峙する方向へ映画は注力し始める。
特に少女の方は都合いい設定があったりして話がトントン拍子に進むのはいい(まずいけど100歩譲ろう)、がしかし過去の連続殺人の真相が掴めないまま物語はEND。。。。
えーーーーー⤴︎😱⁉️である。
出所男が7人をも殺した連続殺人者である設定の意味が無い。どこに落として来た?監督さんよ!
そして他のレビュアーさんが言う通り、アホな警察官の皆さん。まともなやつがホントいなかった。
班長ぐらいは少しは頭冷やして行動するかな?と途中思ったんですけどねw
最後の裁判所のシーン、みんなで同じピンクマフラー巻いてアホなのか?
怪物同士の対峙は良かった。これが良かっただけに、キチンと過去も語ってさえいれば名作にもなれたであろう。
全体的に面白そうで実は面白く無かった。
映画comのあらすじや予告を見て期待を持ち、映画を観てこんなに落胆したのは久しぶりです。
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