牝猫たちのレビュー・感想・評価

もう少しかな
期待し過ぎてたのかも
次回作に期待します

昔のロマンポルノの空気を感じさせる一本で監督は白石和彌。
デリヘルで働く三人の女性が主役で、一人はホームレスでネットカフェで寝泊まりしている。
夫がいるのに仕事している女と、子供を虐待し若い男に預けて仕事している女。
それぞれに付いた男が今風だが、本質的には昔と同じ。

普通の映画でした。
エロもっと欲しい。

サービスデイということもあり満席。

観客の殆んどが、おっさん‼

主演の女優三人が三人共言っちゃ悪いが貧乳…
でもかえってそこが個人的にはエロかった！

監督が凶悪、日本で一番悪い奴らの白石監督なので話も面白かったです。

3人それぞれのドラマがあり繋がりがありそして混じり合う。センターには店長と店員がいる。群像劇としてなかなかの完成度。面白かった。白石監督流石です。

ドキュメンタリーっぽくて、楽しんで観賞出来ました。

ロマンポルノリブート企画三作目、今回も舞台挨拶の回で観れた。

言動がすごく生々しいのが良かった。
登場人物達の感情がよく見えたし現代社会に溺れてる様が伝わってきて、自分まで苦しくなった。
長回し気味のカメラワークが効果的だったな
特にセックスシーンがすごくヌラヌラしてて良かった。
ただ、最前列で観たため揺れるカメラワークに酔ってしまった…

女優陣の演技もすごく良くて、３人の風俗嬢それぞれに感情移入してしまった。
自分が女ってのもあるしやっぱりこの時代を生きる人がとして通じるものをすごく感じた。

監督が「寒い時に観る映画です」って言ってたけど本当その通りで、今この時期に観ることで余計沁みるものがある気がした。