「井端珠里を見る映画」牝猫たち 浦乱さんの映画レビュー(感想・評価)
井端珠里を見る映画
ロマンポルノリブート作品は他の前2作品もみたけど、ストーリーが別格にいい。さすが白石和彌といったところか。
俳優もいい、女優陣は特に井端珠里が別格にいい。
大画面に耐えうる美しさと演技力が他のふたりよりも群を抜いていたからちゃんと彼女が主人公として纏まった作品になっていたように思う。
彼女がひとりで彷徨うシーン、路上に腰掛けてるシーン、車窓から外を眺めるシーンはとても印象的。
間違いなく売れるんだろうな、この女優。
音尾琢真も素晴らしい、『日本で一番悪い奴ら』の役よりも全然よかった。
胡散臭さの権化たるや。だがマサコとの絡みでは本当に色っぽくてよか。本編ではあのふたりの絡みがすごくよかった、エロいのに面白かった。笑
レビュー見てたりすると、この作品が物足りないひとはAVを見ればいいし、
アテレコで声が画特にずれてるのは意図であろう。だってこのご時世そんなのいくらでも合わせられるに決まってるじゃん。でもそうしなかった、味や歴史の情緒がそこにあるんだとスタッフの意図にも感服。
日活ロマンポルノへの敬愛を感じる。
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