「爆裂脳内設定」アサシン クリード U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
爆裂脳内設定
厨二病、ここに極まれりって感じだ。
なんであんな物語にしたのだろうか…?
中世の世界だけで飛んだり跳ねたりしてれば良かったのに…。
中世のパートは結構好みなんだけどなあ…。
パルクールだっけかな?
街中を駆け巡る様が、ハマってた。
土埃や崩れる石壁なんかが、スリリングで現代で同じものを見るより面白い。
が…
現代編が…。
なんなんだ、あれは?
隠匿された世界的な秘宝を得るため、主人公のDNAを紐解き、DNAに継承されてる記憶を具象化するとかなんとか…ついていけん。
バカげてるのは、祖先の記憶を体現させてしまうってとこだ。
それはもう無形なものではなくて物理的な事だよなあ…。
何を勘違いしたのか、体現する事で祖先の何かに感化されていく主人公。
なんか要の設定がバカらしくて…大真面目にシリアスにやられてても思い込みではどうにもならないから!
ラストは何だかそれまで薄っい関わり合いしかなかった脇役を巻き込んで大暴動みたいになってくし…。
くそ寒い映画だった。
ラストは高層ビルの屋上から、眼下を見下ろす3人のアサシン…。
うわあ…どうやって登ったん?
昔と違って結構高いし、セキュリティもバリバリやで?
ほいで、飛び降りるであろうアクションでカットアウト。
寒っ!
大寒波や!!
普通に自殺やろっ!
厨二病をこじらせて飛び降り自殺の主人公。
しかも、目覚めたのは中年になってから。
色々、あかんがなっ!
ゲームが原作みたいだから、プレイ済みの方には大好物な作品に仕上がってたのだろうか…?
中世だけでカタをつけてくれた方が良かったと腹立たしげに思う。