KUBO クボ 二本の弦の秘密のレビュー・感想・評価
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ストーリー、表現力ともに良い
子供向けなので正直、あまり期待していなかったが、キャラクターや景色の描写など素晴らしい映画だったと思います。
ラストの締めくくりとかすごい良かったと思います。
自分が子供だったらもっと楽しめたかも。
☆☆☆★★★ ファーストシーンでの海の動きを見た瞬間に驚愕を覚えた...
☆☆☆★★★
ファーストシーンでの海の動きを見た瞬間に驚愕を覚えた。
事前にストップモーションアニメであるのは知った上での鑑賞だったものの。その動きの滑らかさには、驚きを通り越して唖然としてしまったのだ。
ストップモーションアニメと言うと、ハリーハウゼンや、ゼーマン。可愛らしい『チュブラーシカ』であったり、『こまねこ』等多数の素晴らしい作品が有り、日本だと岡本忠成の『おこんじょうるり』が名作として名高い。
ところでこの作品は日本を題材として描いており、それだけでも確かに嬉しくなってしまう。だから観た人達の評価が高くなるのも無理は無い。
根底に根付いているのは、人間の光と闇の世界で有ると思っている。
前作の『コラライン…』のテイストを踏襲し。更には、日本で熟成されたRPGゲームの世界観(特にドラクエに代表される大ヒットゲーム等)にオマージュを捧げているかの様な香りを漂わせる。
それだけに、心のどこかに有る【何か】に触れ「うん!うん!解る!解る!」と思ってしまうのだった。(贔屓目に観たとしても)
それにしても。過去に在ったストップモーションアニメを観て来た人達からしたならば。この作品での進化に驚愕しつつも、「この先一体どうなってしまうのだろう?」…と、思わずにはいられないのではないだろうか。
2017年12月1日 ユナイテッド・シネマアクアシティお台場/スクリーン10
2017年12月13日 新宿バルト9/スクリーン6
2017年12月30日 イオンシネマシアタス調布/スクリーン8 吹替版
これはもう「良質なアクション映画」。
癖のあるキャラ造形だけど、それで引いちゃうのは本当にもったいない。「三味線なのになんで二本の弦の秘密なん?」て、ずーっと引っかかってるのが最後でスッと「ああ!これね!」と、解ける具合も心地よい。
しかしまぁ、最初から最後まで動く動く動く!
しかも動きのセンスがいいので、武侠的というかグリーンディスティニー的というか、「呼吸がよくわかってる」奴が仕切ってるので観ていて気持ちいい。
見始め3分でこいつがストップモーションアニメって事を忘れてしまうほどの自然さ。だから絵と話に集中できてものがたりを堪能できる。ポップコーン度は相当高いけどのんびり食ってる余裕はないかもよw
いや、いい映画でした。佳作!
やり過ぎ感が否めない。
これ、やり過ぎ感が否めない。
しようがないのかなという感じもある。
子供向けという評価もあるかもしれない。
例えるなら、馬から落馬する感じ。
馬から落ちた後に
「ぼく、馬から落ちちゃってさ」
ってセリフで聴かないといけないんだろう?
見たらわかるのに。
そういうシーンが多い。
それを全部カットするだけで、かなりスマートな映画になったはず。
映像にも演出にもものすごくこだわりをもって作られていて、素晴らしい。
最後の展開は、
ああ、そうくるんだ? と思って
この製作者たちの日本の理解にとても感動した。
これおかしくない?という日本人的に見た違和感を
解決するように考えるなら、
全体をひっくるめて、海外への日本の紹介Vだと思えばいい。
これは現代版のKWAIDANだ。
生に対して死への日本人理解が今ひとつな事は否めないが、おそらく日本人が死んだところを見てないからしようがない。
とにかく全体素晴らしいスピリットで作られた作品である事は言うまでもない。
だからこそ、間の抜けたような感じは逆に観客をバカにしてるのかと思ってしまう。
そんなに説明しなくてもわかるから大丈夫。
まあ、この映画にかかわらず他の映画にもすべてに言える気がする。
トータルではイマイチ
ストップモーションアニメスゴイ!けど見る側からすると、CGとさほど変わらなくなってるからな。後でメイキング見なければ凄さが伝わらないのも本末転倒。
話も強引過ぎ。そもそも三味線であんな魔法使える事を不思議がらない所で入れない。なんか南の方の雰囲気だけど、津軽三味線っぽいし。クボって苗字だし。アニメだし当然なんだけどツッコミどころ多すぎ。
でも嫌味はなく、クボを応援する気持ちになって観る事ができた。もっといい脚本と演出を入れたらよくなりそう。
斬新!
間違って吹き替え版を観てしまったけど、ストーリーはさておき、絵柄、キャラクターともに斬新で良かった!
ただ…。
クワガタのキャラの腕が、いわゆる中脚と後脚がほとんど動かず、なんとなく味気がなく…。ちょっと残念。
劇中の折り紙の折り方の本があれば、欲しいかなぁ(笑)
技術はすごい
このスタジオはどこまで行くかな。技術はスゴイ。でも話がイマイチだった。話の綿密さはディズニーにはかなわない。
思うに動きの多いアクションをストップモーションでやりたかったんだな。ここまで出来るんだぞっと。
アニメーションの根源的快感がある
ほっぺたや、髪の毛、それらが作り出す生き生きとしたキャラクターの表現が素晴らしい。
同じライカスタジオが作った『パラノーマン』から、技術的には格段の進歩。
ストーリー、演出的には……
『教科書』になる感じの王道さに、溜息と感嘆と共感の嵐状態で、昔『太陽の王子ホルス』を観たときの衝撃に近いものを感じました。
アニメーションの根源的「動くことへの快感」を感じさせてくれました。
イマジネーションの爆発
圧倒的な創造力に開いた口がふさがらなかった。
母親の強さ、父親の大きさ、家族を描いている。
ご都合主義の結末ではない。でも見終わった時、KUBOの成長がはっきりわかった。
人形劇ではない。人間劇。
楽しめる。
KUBO の表情だけで価値あり。
生身の人間でもここまで微妙な表情で感情を表現できるかどうか。
それだけで十分に鑑賞する価値あり。
全く違和感がない「日本」の描写。モノだけでなくかつての日本人の心をわかってる。そしてカッコいい。
エンドロールに流れる曲がまた‼️です。井上鑑さんのアレンジが秀逸。
のんさんやこの世界の片隅にファンがこぞってお勧めするだけのことはある。
あと何回か観て、細かいところに目を向けたい。
今年一番の当たり映画
途中から人形アニメーションだということを忘れて、ストーリーにのめりこんでしまいました。
短い映画なのに、ちゃんと冒険の王道展開を全部詰め込んでいるのが素晴らしい。(過去⇒日常⇒悲劇⇒仲間集め⇒宝探し⇒仇敵との対決)
映画館にいた人がたったの6人だったので、こりゃ速攻で上演終わるだろうと思っていたら、つい最近まで上映してて驚いた。しかも知り合いが行った時は満員だったとか。
素晴らしい
最初はスルーしようと思っていたのですがタマフルの年間シネマランキングでも大絶賛されていたのでこれは見とかないとなと思い鑑賞してきました。
素晴らしかったです。見て良かった。ラストはずっと大号泣。とても心が優しくなる映画でした。
アクションのかっこいい傑作
三味線を弾くことで折り紙を自由に操れる少年クボは、母親と二人で洞穴に住んでいた。母親は、クボが日が暮れても外に出ていると、クボの祖父である月の帝に見つかって目を奪われてしまうと言う。灯篭流しで死者と会話できると知ったクボは死んだ父との会話を試みる。しかし父は一向に現れず、しょぼくれたクボはうっかり日暮れすぎに外に出てしまう。その夜からクボは月の帝を退治するための三つの武具探しの旅に出た。
話は普通。優れた伏線があるわけでもなし、察しの良い人であればクワガタが何者かもすぐにわかるだろう。
しかし、画がとにかく美しい。そして、アクションがかっこいい。特にサルと叔母との船上の闘いは素晴らしいの一言に尽きる。月の帝との対決も筆舌に尽くしがたい。
とにかく美しいんだ。観てくれ。
ぜひ映画館で!
興味はあるけど、「なんちゃって日本」をまた見せられたら嫌だな、タイトルも変だし。そう思って迷っている人にはこう言いたい。大丈夫、素晴らしいファンタジー映画ですよ。映像の見事さと心温まるストーリーに加え、日本の文化に対する監督のリスペクトと情熱には感動すら覚えます。こんな稀有な映画を見逃したらもったいないですよ。エンドロールがまた素晴らしいんです、だからどうか最後まで席を立たないで下さいね、と。
どなたかのレビューにありましたが、辻村ジュサブローさんの人形でこんな映画を作ってほしい。夢でしょうか。
KUBOはクー坊?
気の遠くなるような作業で生まれた作品。主人公の名前、KUBOは「僕」の反対?「クー坊」=「クー坊や」の方が話としては整合性があるような。
歌川国芳の骸骨の浮世絵っぽいところや大ヌエ退治みたいな部分があって、よく研究されているなあと関心。その反面、なんだコレ?もある不思議な映画。
折り紙が動き出して物語を演じる部分は素敵だった。最後の最後に涙腺大崩壊。やられた。
美しい日本
モーションピクチャーを初めて見た。
感動的なヒーローに隠された秘密を感動的に暴きつつ最後に大団円に持って行く、よくある物語なんだけど、よくできていた。
旅することによって三種の神器を手にすることではなくその過程で出会う人々の重要性。なるほど。
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