「不満点多々あるが楽しめる作品であることは確か」BLEACH 枝豆がうまいさんの映画レビュー(感想・評価)
不満点多々あるが楽しめる作品であることは確か
本作、ツッコミどころや言いたいことは多々ありますが
全体を通しては”大変楽しめました”!!。
文章にすると書ききれないので感想を形に残すという意も込め
以下に箇条書き。
■良かった点
.杉咲花の演技、キャスティングが優秀。
.福士蒼汰の安定性
.話がまとまるか否かは置いといて原作組としては1話からなぞってくれるのは嬉しい
・悪く言えば飛ばし過ぎだが、話のテンポとしてはかなりスムーズで中だるみせず最後まで観れた。
.ホロウのCG含めアクションシーンの見ごたえが高い(ワイヤー??)
.一護の妹が可愛い。杉咲花が可愛い
.何気に原作1話の不良が幽霊見えてる破綻に対応している
・最終戦を市街地にしたのは正解かと、車両爆破等で迫力が↑
.石田がただのいいヤツになっている。ツンデレ!
.チャドの鉄看板受け止め。ニンゲンジャネェ!
■悪かった点
・MIYAVIの演技が棒(白夜のキャラ性も相まって)
・浦原の個人的に老け過ぎではと感じた。
・キャラを登場させすぎ。テーマの一つと思われる絆を形作る
ために必要なのかもしれないが如何せんキャラを登場させ過ぎで各キャラの掘り下げができていない。それ故キャラ性が薄く感じ、感情移入まで到達できない。(原作はどのキャラも個性的にかかれているが故、相まって薄く感じた)
・斬魄刀が質が拙い。光沢感か..刃物の大きさからくるフィクション故絵の違和感か..
・時間的問題は致し方ないが如何せん展開が早い。とにかく早い
・長澤まさみの無駄遣い
まだまだありますが、略~~
漫画発の実写映画は原作との比較や配役等を考察でき
興味ある映画のジャンルです。
漫画→映画作品は、漫画という絵が添付されている以上
小説→映画作品に比べ、実写に起こす際苦労するのでしょう。
映画という時間が厳しいコンテンツの中、漫画という情報量過多な
物質をどう解釈しまとめ、形作り、一つの作品とするのか...
本作品もそのへんも含め多くを語れる良作であると考えています。
しかし、上記入した不満点も多々あるのでこの評価で