「原作ファン」BLEACH あつたさんの映画レビュー(感想・評価)
原作ファン
ブリーチが好きで、高評価、低評価、さてどっちだろうと思い、映画館へ。実写が難しい、と言われていただけに、(もちろん自分もそう思っていた一人である)、期待を裏切られた、いい意味で。
最初の演出、ブリーチらしいね。暗い(いい意味でかっこいい)、壮絶、ブリーチの印象をしっかりとらえている。(自分はアニメではなく、漫画派。)音楽はマンウィズのほうがブリーチにはあっている。これだとブリーチのイメージよりもちょっと明るいかんじかな。音楽のかかるタイミングはよい。
役者は顔は似てないけど、アクション、演技はよかった。一護に見えてくる。粘り強さ、守りたい気持ちの表現がよく感じられた。恋次と一護の関係性もうまく演技されていて感動した。もちろんルキアと一護の関係は、死神代行編のポイントになるのでわかりやすく描かれていたのは言うまでもないが。
ただ、今回活躍するキャラクターは口数よりも行動や態度で自分の気持ちを示すキャラがほとんどなので、そこはどうなっているか興味があったが、、。よくわかるように、かといって演技してます感もなく、関心したところでもある。アクションは一護の要でもある剣術に拍手。もともと人間なので、ほかのキャラとは違い、最初は弱い。そこがうまく表現されていて感動した。一護を応援したくなる演出、アクションだった。
ルキア役の女の子はもう少しメジャーな子を使ったらよかったのではと思うが、最後の演技がすごくて、この子いいなーと思ってしまった。
原作好きにとっては満足だし、続編あればいいなと願う。低評価も目立ってたため、残念かと思っていたが、見たらおもしろかったため、ブリーチの主である愛染との闘いを個人的には続編で見たいな。