「映画化一作目って、こんなもんしょ」BLEACH 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
映画化一作目って、こんなもんしょ
原作漫画はほどほどに観ていて、アニメもそこそこ観た男の感想です。
ストーリーは霊感が強い高校生が悪霊を倒す「死神」の代行になり、悪霊を退治する物語。
・キャラクターについて
やはり原作キャラに似ているor似ていないが気になるであろう。私は「似ていない」派だ。頑張って似ているのは黒崎一護役の福士蒼汰ぐらいだろう。何故、真野恵里菜、田辺誠一、早乙女太一、MIYAVIを出したのか不思議なくらいだ。1番違和感があった真野恵里菜とMIYAVIに関してはドアップになるとお肌の調子・荒さが余計目立ち残念でしょうがない。
賛否両論となっている朽木ルキアに関しては杉咲花が演技・アクション共に頑張っていたので「似ている役がいないのでしょうがなかった」と言い訳されれば十分に許される範囲だと思う。今、似ている役として準主役を張れる同い年くらい&背丈である女優であればキミスイの浜辺美波ぐらいだろうか。
・ストーリーについて
悪くは無かった。ただし序盤のルキアが高校生活を送るまでがテンポ早く感じた。説明が追い付いていない感強し。原作知らないと&予習しないと置いて行かれる。
・戦闘について
悪霊「ホロウ」戦の際、2回連続で予告編でも流される歌入りBGMが流される。戦闘にマッチとは言えずウザい方だった。3戦目の際に同じく流されていたらブチギレしていたであろう。
また一護vs死神戦だが、今時のVFXを駆使しているので楽しめる事は楽しめる。だが、頼り過ぎの面もあるので「るろうに剣心」の様に俳優同士のVFXを頼らないアクションを多く楽しみたかった。
・総合的感想
やはり剣術アクションであり「るろうに剣心」と比較してしまうが、続編ありと考えればだが「そこそこ面白かった」である。
るろうにの場合も一作目はそこそこであった。それからあの二作へ続く訳だから、こちらに関しても合格点は出してやりたい。
(続編がある前提の序章という括りでの星評価)