劇場公開日 2018年7月20日

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「原作好きに賛否はあれど。愛する者を守るための壮絶な戦い!!」BLEACH 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0原作好きに賛否はあれど。愛する者を守るための壮絶な戦い!!

2018年7月25日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:かつて守れなかった愛する人々を再び守るために、悪霊や死神達との壮絶な戦いに身を投じていく主人公の姿が、痛快でカッコイイ。グロシーンが思いのほか少ないのも嬉しい。
否:やたらと説明ゼリフが多く、似たようなシーンも続くので、興味を惹かれないと退屈してしまうかも。

 コミック原作の実写映画化は勿論多いですが、これだけ好き嫌いが分かれる作品も珍しいのではないでしょうか(笑)。原作の人気が高い分、その辺は致し方がないところですね。
 大切な母を守れなかったという過去を背負い、時にその思い出に苦しみながらも、今度こそ家族やルキア、仲間達といった大切な者達を守るために、何度倒れても立ち上がり続ける一護の姿が、とてもカッコイイです。
「赤の他人のために命を賭けるほど立派な人間じゃねえが、目の前の困ってる奴をほっとくほどクズでもねえ!!」
という彼のセリフが、非常に印象的でした。
 ド迫力のアクションの中で、[ALEXANDROS]の主題歌や挿入歌も、見事に世界観にマッチしているのもステキです。良くも悪くも、是非ご覧になっていただきたい作品です。

映画コーディネーター・門倉カド