GODZILLA 怪獣惑星のレビュー・感想・評価
全140件中、81~100件目を表示
シン・ゴジラの超悲観アナザーストーリー
あの時あさみ臨時総理大臣が頭下げ続けられなかったらおきていたアナザーストーリー。
シン・ゴジラ同様検証と実践を繰り返し、今度は日本ではなく地球の奪還を試みる。
アニゴジというくらいなのでヒトもゴジラもより映画っぽい。言い換えると、シン・ゴジラは「理系が本気出してゴジラ倒してみた」的な検証動画感あるけど、これは「シン・ゴジラの20年後映画にしてみた」という感じ。
主人公ご好戦的で頭が良い体育会系で怒りと執念深さの背景描写が弱い上に黒髪斜め分けのTHE主人公なので共感する人はいない前提。
大画面と大音量でゴジラの強さと未来の地球を体験するアトラクションと思うと、そういった場面をじゃんじゃん引き出してくれるので主人公仕事できると感じる。
というか途中からそういう気持ちで観ていたので興奮できる映画だった。
最後に出てきた2万年後の地球人(もはや宇宙人)、絶対モスラ呼べるだろあの触角。ということで次回はいよいよ怪獣対怪獣の戦いが観られそうです!
どっちも応援してしまう
ゴジラと正面から闘う理由が納得出来ない
SFという大風呂敷を広げてしまったので、ゴジラと正面から闘う理由付けに失敗した作品に見える
シンゴジラでは当然ながらなるだけ遠距離から被害を負わない闘い方を選択していく。戦車、ミサイル、無人機、しかし通常兵器では十分な打撃が与えられない。しかも首都に居座ってる、そして進化が激しい為に時間的制限があり、核兵器まで検討される事になる上での、BC兵器による近接戦へ至る事になる。丁寧に近接戦に至るまでの理由付けを用意している
この作品では、そういう話の組み立てがほとんど用意されていない。人類は流浪の民で、地球は守るべき土地じゃなく、情報は足りず、常に危険に囲まれている。あの状況ではゴジラと闘う情勢ではなかった。兵站どころか、武器、兵糧の生産さえ確保できず、更にはゴジラさえ倒せば情勢が改善する状況でも無かった
対案として出されていた方策を否定するのが、単なる感情論というのはお粗末過ぎる。あのタイミングで犠牲を払って決戦を行う理由が無かった。守るべき土地が無く、情報も無く、時間の制限も無いのであれば、まずは十分な情報を得てから、安全を確保し、人類の存続を確立する事を優先するべきだ。ゴジラに対しては、近づいて戦う必要は無い。遠距離戦で仕留めるべきだし、何なら死ぬまで小惑星でも落し続ければ犠牲は最小限で済むだろう
また、人類が漂流するという流れも納得できなかった。異星人との交流が確保出来ていれば、星間通信、星間航行技術が入手出来て無いというのはあり得ないと思う。技術格差で入手していなくても、異星人が人類のメンバーに加わってる以上、本星からの連絡が無いってのもちょっと無理がある設定かと。続編でその辺のフォローがあるのかも知れないが
一言で言うと日本版ハリウッド映画
予告などやゴジラの造形が発表される度に大丈夫なのかこの映画は?
と、思っていましたが要らぬ心配でした。
良かった点 色々ありますがPC画面のデザインがめちゃくちゃかっこいいです。 あとSF用語が至る所にあるのでハードSF好きも楽しめると思います。
ゴジラの造形も発表当時は爺みたいで嫌だなと感じてましたが、実際動いてるのを見てると全く気になりませんでした。
悪かった点 恐らく人類の失った尊厳を取り戻すのが今作のテーマかと思いますがそこが上手く伝わらなかったです。いや正確にはテーマの伝え方があまりにも分かりやすすぎて安っぽく感じてしまい心に響いてこなかった感じです。
結論 長々書きましたが観て損は全くないですよ
リアルゴジラ
これを見たかったと思える新しいゴジラ
ポリゴンピクチャーで正解
あえて禁じ手に挑んだ意欲作!
今回のアニメ版「GODZILLA」は、「新しい可能性の開拓」として従来のシリーズでは禁じ手とされてきた表現に挑んでいる。
ひとつは、メインの舞台が都市破壊のカタルシスが望めない、原生林という設定。
もうひとつは、巨大さと重厚感あふれる「怪獣」の質感を苦手とする、アニメーションという手法そのものだ。
しかし、そうした禁じ手は一方で、この手法ならではの「ゴジラ好きが見たかった」シーンを可能にしている。
それが「○○○」だ。
この「○○○」のカタルシスは、舞台を原生林に選ぶことで可能になったとも言える。
そして肝心のゴジラの重量感は、正直60%ぐらいの満足度かな?と思っていたら、その不満が一気に解消される場面もある。
いわば「禁じ手」に手を出した不安は、これまでなかった「○○○」と“その場面”によって解消され、SF世界でゴジラを描く新たな可能性を開くことにつながっていく。
「この作品が3部作の序章である」ことが周知されていないことで生じる観客側の不満や、主人公の性格描写など、いろいろ難点がある映画であることは事実だ。
しかし今後のゴジラは、ハリウッドがスペクタクル・バトル・キャラクター路線を極め、一方の日本では「シン・ゴジラ」が怪獣シミュレーションとしての究極型を実現した今、ゴジラ映画は新たな可能性に挑まない限り、また袋小路に入ってしまうのは間違いない。
そんななかゴジラの禁じ手に挑み、新たなる可能性を見いだそうとしている今回の挑戦は十分評価したいし、「序章だから、あとでレンタルでいいや」と思わずに、劇場ならではの大スクリーンとすさまじい音響のド迫力で、「新・ゴジラ」を体感して欲しい。(ネタバレ完全版レビューはouchi-cinema.com/godzilla20171119)
一昨日、会社帰りに観てきました。
正しくは『説明編』
笑っちゃうくらい絶望しかない。
突然現れた怪獣に翻弄される人類。
その怪獣すら凌駕し、在るもの全てを蹂躙するゴジラは鬼、悪魔、破壊神なんて言葉すら安っぽいチートっぷり。
その強さは、人類に恩を売って地球を掠め取ろうとしてる火事場泥棒的宇宙人ですら匙を投げた。
ゴジラと言う絶対的な存在以外の設定を捨て、全く別の世界。
どうして人類は追われたか? その過程と、未知の科学、未知の宗教、未知の価値観の説明で終わるしかなかった第一部で前半はダルくなったけど、ゴジラが出てからの巻き返しは「これこれ!これを待ってたよっ!」と興奮。
やっととは言え三部あるのに倒したゴジラに「あーコイツは前座でもう一匹いるんだろうな~」なんて思ったら……凄すぎて笑うしかない。
息して、歩いて、声出すだけで周囲が死って……。
メガ盛りで有名なラーメン屋で大盛食べられたから次のも行けるだろうと思って注文したら風呂がまでラーメン出された感じ。
これ、どうやって麺をすくえばいいの? それほどのが真打ちで出てきた絶望と言ったら……。
きっと、何だかんだで最後は人類が勝って地球を取り戻すのだろうけど、今の時点では、まーったくその過程が想像できない。
一応、評価で★付けたけど、真価は全作品が出揃ってまとめて見てから。
私達は、まだ席に着いたばかりだわ。
最強,最恐,最凶ゴジラ降臨!
今までの実写版ゴジラとは明らかに一線を画し,完全にSFアニメのノリで作られています。しかし,ゴジラの新たな魅力を発掘しているという点では,これもありだなと思わせるおもしろい作品でした。
とにかくスクリーンいっぱいのゴジラが大迫力です。そして,とんでもなく,予想をはるかに超えて,絶望的に強いです。戦いを挑もうなんて微塵も思えないほどです。それなのに,最終的にそれをはるかに凌駕する絶望の深淵に叩き落とされる展開に愕然としました。次作予告を見て知ったのですが,本作は3部作の第1部なんですね。人類にはまだ,わずかながらも希望が残っていそうでよかったです。エンドロール後の映像で,次作への期待も高まりました。
それにしても最近のアニメはきれいです。ゴジラがスクリーンから飛び出してきそうでした。「シドニアの騎士」が好きなので,宇宙航行シーンもバトルシーンもツボで,メッチャ興奮しました。ただ,自分の耳が悪いのか,激しすぎて台詞がちょいちょい聞き取れなかったのが残念でした。
あと,ゴジラ登場までの前半がいささか退屈でした。第2部以降につながる伏線を張っていたのかもしれませんが,本作中では回収されていないようだったので,よけいにそう感じたのかもしれません。でも,それを差し引いても,大スクリーンで興奮を味わえる良作なので,ゴジラファンは見て損はないと思います。
序章としては良い!SF的に好き!
一番、面白かったのは
地雷ではない
アニメ版ゴジラ・3部作・上映時間約1時間半と、中々の地雷臭を感じましたがゴジラとあっては観ないわけにいかず恐る恐る鑑賞しました。結果としてはシン・ゴジラを仮に満足度100、地雷判定ラインを30とするなら65から70という感想です。
人に勧める程では無いけど、観に行くと言う人を止める程では無いです。
世界観は前情報通りゴジラの脅威に屈し地球から逃げ出した人類が再度地球へ戻り、地球を取り戻すためにゴジラと戦う事を決意するというもので、過去のゴジラ作品と比べて相当SF感が高いです。
ゴジラのスペックはシン・ゴジラが可愛く見える程の神話級超常生命体。地中貫通型爆弾どころか熱核兵器も全く通用しません。
3部作の1作目なので今作ではゴジラの強さを前面に押し出した構成という事もあって、正直完全に無理ゲーです。ガンダムを相手にこちらの武装は竹槍と豆鉄砲くらいしか無い感じです。
絶望的ストーリー展開に定評のある虚淵氏が脚本を担当しているだけあって、本作内では人類に一縷の望みを持つ隙すら与えられません。あくまで2部以降ありきで見る作品ですね。
「ぼくのかんがえたさいきょうせいぶつ」を地で行くようなゴジラの性能はロマンの塊で、CGを多用した宇宙船や兵器の描写もカッコよく男の子魂くすぐられます。
ただ、キャラクターの顔に関してはトゥーンレンダリングのテレビゲームみたいな感じでかなり違和感がありました。最近だとゼルダの伝説ブレスオブザワイルドやファイアーエムブレム無双とかのキャラの顔をイメージして頂けると近いかと思います。
まぁ30分も見ていれば慣れるかと思いますが、いかんせん上映時間が短いので慣れる頃には結構修羅場です。2部ではもうちょっと『アニメとして』自然な作画になっている事を期待します。
未来的な世界観も相まってイメージとしてはイエーガーの無いパシフィック・リム。
エンディング後には中々事情が気になるCパート的な描写と2部「決戦機動増殖都市」のイメージボードが見れるので最後まで席は立たないように。
٩( 'ω' )وゴジラ映画がこんなに面白いなんて
世代が世代なだけに昔ゴジラ映画をよくみました。
ゴジラ対キングギドラとかゴジラ対モスラとか。子供の時は興奮してみた覚えがあるのですが今それを見てみると昔の興奮はなく、こんなぬいぐるみのようなのがゴジラ?と懐かしさの方が前面に出てしまいます。
今回のゴジラ怪獣惑星良かったのが脚本がすごくしっかりしている事とゴジラがシン・ゴジラ同様もの凄い迫力で描かれている事。
昔のゴジラはおそ松くんのシェーをしていましたがそんなふざけた事は絶対しない凶悪な奴です。そしてそのゴジラは、、、、。
この凶悪なゴジラを観て宇宙戦艦ヤマトでの白色彗星を思い出しますしまた地球に突入する戦艦を見るにシドニアの騎士の漫画での最終会を思い出させます。面白かった!
第2弾は来年の5月 待ちきれませんね。
全140件中、81~100件目を表示