「アニメ版スターシップトゥルーパーズと思って見るべし。」GODZILLA 怪獣惑星 a7aさんの映画レビュー(感想・評価)
アニメ版スターシップトゥルーパーズと思って見るべし。
自分のスタンスを先に述べると、俺、これ、好き。
SF兵器でバケモノ怪獣とワチャクチャ戦闘して、勝つ!みたいな単純なものです。俺これが好きなんだったわと再認識した。
「オラオラ、ゴジラぶちこ〇して、地球取り戻すんじゃ―」ってワーって攻めて行って散々にやられて「それでもあきらめないんじゃー」って一か八か作戦決行して勝利!みたいな。アアーええわぁ。好きやわぁ。これでええんですよ!
万人に勧められる類の映画じゃないですが、この系統が好きな人にはたまらんのではないでしょうか。キャラの薄さとか恋愛要素皆無とか関係無い。というかむしろそれが良い。主人公が「ゴジラ絶対殺すマンになるんだ!」っていうところでその動機とかの説明は一切無し。でもそれで十分でしょ?怪獣ぶち〇す映画でそれ以外に何か必要なものなどあるのか?と。
この手の映画には見方にコツがあって、SFギミック(用語とか)はさらっと流して、戦闘、ドッグファイト、作戦を楽しむってのが大切。また、動機とか恋愛要素など心理的描写は加えても良いけどあくまでスパイス程度が肝要。この映画ではほぼ皆無だったのが俺的に高評価。
ゴジラという存在やこれまでのゴジラ映画にこだわりのある人や、ストーリー重視な人、用語とかギミックに引っかかってしまう人は避けた方が良いでしょう。ま、過度な期待はしない方が良いかと。
アニメとしては流石の映画バジェットですので良く動いて素晴らしかったし、物語の破綻や動機の破綻が無かったので「ゴジラを倒す」の邪魔に一切なっていなかったのが良かった。SF設定とかに色々ツッコミどころはありますけどね。。。(地球への帰還が簡単&早過ぎね?とか。)
ふつーの人には薦めない映画なので本当は星3点相当だけど、個人的好みってことで1つ加点の星4つ評価です。