「正しくは『説明編』」GODZILLA 怪獣惑星 オカマ声ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
正しくは『説明編』
笑っちゃうくらい絶望しかない。
突然現れた怪獣に翻弄される人類。
その怪獣すら凌駕し、在るもの全てを蹂躙するゴジラは鬼、悪魔、破壊神なんて言葉すら安っぽいチートっぷり。
その強さは、人類に恩を売って地球を掠め取ろうとしてる火事場泥棒的宇宙人ですら匙を投げた。
ゴジラと言う絶対的な存在以外の設定を捨て、全く別の世界。
どうして人類は追われたか? その過程と、未知の科学、未知の宗教、未知の価値観の説明で終わるしかなかった第一部で前半はダルくなったけど、ゴジラが出てからの巻き返しは「これこれ!これを待ってたよっ!」と興奮。
やっととは言え三部あるのに倒したゴジラに「あーコイツは前座でもう一匹いるんだろうな~」なんて思ったら……凄すぎて笑うしかない。
息して、歩いて、声出すだけで周囲が死って……。
メガ盛りで有名なラーメン屋で大盛食べられたから次のも行けるだろうと思って注文したら風呂がまでラーメン出された感じ。
これ、どうやって麺をすくえばいいの? それほどのが真打ちで出てきた絶望と言ったら……。
きっと、何だかんだで最後は人類が勝って地球を取り戻すのだろうけど、今の時点では、まーったくその過程が想像できない。
一応、評価で★付けたけど、真価は全作品が出揃ってまとめて見てから。
私達は、まだ席に着いたばかりだわ。
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