きみの声をとどけたいのレビュー・感想・評価
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普通なようで独特で不思議な世界観
序盤、コトダマの力で言ったとおりの天気になるような描写がありました。たまには偶然そうゆうことがあったのか、いつもなのか、いずれにしても主人公なぎさは変わった人ですね。
絵は電車の外見だけは立体的な描写で驚きました。
みんなで歌うシーンが意外に良くて感動的でした。
さすがコトダマに言及する作品だけあって言葉選びがすばらしい。
ラスト、アレがみんなにも見えたということは、なぎさが言うと何でもその通りになり世界をも動かすのか、それとも今作自体が誰かの夢か幻なのか、普通なようで独特で不思議な世界観でした。
【”言霊の力”閉鎖していた喫茶店アクアマリンから届けられる女子高生たちが復活させたミニFMから流れる声が起こした奇跡を描いた作品。】
◆感想
・今作に登場する、なぎさを始めとした彼女の同級生達が、経営していた若夫婦が交通事故に遭った事で閉鎖していた喫茶店アクアマリンに集い、若夫婦の娘シオンと共に、長年寝たきりになっていたシオンの母に向けて、又彼女達が大切な人を思いラジオを通じて「声」を届ける様が爽やかに描かれている。
・その中では彼女達の様々な確執もキチンと描かれている点も良い。
・そして、喫茶店が取り壊されることになった時に、なぎさ達が起こした行動。
<そこで、届けられたなぎさ達の声が起こした奇跡。
最初は漫画のアニメーション映画化と思って観ていたら、今作はオリジナルアニメであり、且つ声優さん達もオーディションで選ばれたと資料に有り、二重に驚いた作品である。>
アクアマリン
2022年12月31日
映画 #きみの声をとどけたい (2017年)鑑賞
メインキャラクターのうち6人の声優はオーディションの合格者で今作が本格的な声優デビュー作
主題歌も6人によるユニット「NOW ON AIR」が担当
乙葉役の #鈴木陽斗実 さんは2022年12月18日に26歳の若さで癌で亡くなったとのことです
ファンタジー演出は蛇足?
最後が少しファンタジーになってしまったのは残念。
気持ちを込めた声は届くとリアルな演出の中で表現してくれた方が、より夢があって素敵なのにな。
でもとても素敵な感動できる映画でした
分かりやすく面白い青春劇
約90分で見やすく、難しい話でもないので万人向けのアニメ映画。メインキャラは新人声優中心だが特に気になることもなかった。
数人の学生達が何かに打ち込んでいる姿は見てて微笑ましくて、何より青春しているって感じが出ていて感動できるポイントも何箇所かあった。
残念なところとしてはキャラの掘り下げをもう少ししてほしかった。90分しかない上にメインキャラは7人と多い。正直なところ、「このキャラ要らなくね?」と思ってしまうことが多々あった。
言霊わたしも信じてます
気になっていたのですが劇場で観る機会を逃してしまい自宅での鑑賞になってしまいました
湘南の風景に昔から続く地域の人達ならで、このシュチュエーションも有りなのではないかと感じました
悪い言葉はそのまま自分に返ってくる その逆も然りだと実際に考えていたのでこの作品をみて感銘を受けました
この作品から沸き立つ空気を何故劇場で観なかったのかと残念でなりません こんな良い作品なのに騒がれなかったのは何故かと疑問に思いました
素敵な作品でしたね ありがとう。
レコードだぁ!音楽室で見たことある~
レコードもカセットテープも知らない世代の女子高生たち。ジェネレーションギャップをちょっと感じて、湘南で“言霊(ことだま)”といえばサザンだろ!などと、クラシックを中心にしたレコードをかける、ゆるそうなストーリーをつまらなければ途中でやめるつもりで観ていた・・・しかし!
乙葉ちゃんが登場してから音楽が今風になり、がぜんストーリーを彩り始めたのです。キャラ的にも推しは乙葉ちゃん。ミニFM局であっても電波に乗せるんだから著作権使用料を払わなければ・・・と、つい学生時代を思い出した。あぁ、じゃ、全部オリジナル曲でいけばいいじゃん!と、突っ込もうと思ってたところにアーティスト乙葉ちゃんの登場となったのだ。やるじゃん、藍色仮面。
ラジオ放送を続けてみようというきっかけとなったのは、主人公なぎさが紫音という少女に出会ったこと。彼女の母・朱音が元喫茶店のDJであり、事故により意識不明のまま12年間寝たきりだったのだ。言霊の存在を信じるなぎさが声を届けようと仲間たちとミニFMの番組を続けるストーリー。だけど、喫茶店は解体されコンビニになる運命・・・
とにかく歌がいい。元気をもらえるような音楽。これでキャラデザが良ければ文句なしのところだったけど、どの女の子も皆昭和顔。口を閉じれば全員アヒル口になるというのも魅力を感じられないところだ。出来れば実写化してもらいたい!お願いします。ラクロスじゃなくてもいいから。
歌うめえ(笑)
最初は例によって?ゆるいぬるいグダグダ青春ものかと思ったが、かなりしっかりしたストーリーだった。
オーディションで選ばれた新人声優ばかりということだが(三森すずこは違うけど)歌うめえ、ばかみたいに。合唱でもしてたのかな、演技より歌唱力で選んだだろ、多分
主人公のコの演技はひどかったし。
言霊、などと言って不思議ちゃんか、しかし積極性もある。
最初は幼なじみ四人の話かと思ったけど、わらわらと増えていき、七人。ちょっと、多いですね、この長さでは。
野武士に襲われる村を守る侍じゃないんだから(笑)
それぞれそれなりに個性出してたけど、時間が足りないというか。特にオレッ娘のかえでちゃん(オレって…)とお嬢様ゆうちゃんの確執はもっと描いたほうがよい気がしましたよ?
少なくともアニメオタク向けってことはないと思う。若いがゆえの苦悩とか、仲良しだったからこその対立とか、不幸な出来事で心閉ざしてしまってた少女とかかなりいろいろ詰め込まれた、ちゃんとしたドラマ。
ただ最後はちょっと
うーん…うまくいきすぎ?
それにしても、こういう美少女ばかりの青春ものはなんでいつも湘南とか鎌倉とか神奈川ばかりなんだ。
キャラクターが柔らかい
真面目なドラマでアニメーションに偏見がない限り、広い年齢で楽しめると思う。(ラジオ放送が解らない人は除く)
海辺の町と小さな商店街、高校生たちが知らなかったラジオと地域の繋がりや、放送法による著作権の話まで、興味深い。
主人公なぎさの言霊の話は、ファンタジーとしてはフワフワして、奇跡を起こす説得力は無いけれど、ラジオ放送の為に集まった7人の繋がりは過剰な演出がなく涙を流す程の感動は起きないが、誰しもが悩み通る道を瑞々しく描いていて応援したくなる。
新人声優六人をオーディションして使ってるのにもちょっと驚いた。
ミニFMの良さを活かしたアニメ作品
当初、「NHKのアニメか?」と思わせる作風で興味はあまりなかったが、物語が進むにつれて作品の魅力にハマって行く本作である。
主人公のなぎさが(無茶振り満載だが)閉店している喫茶店兼ミニFM局を見つけて、そこから展開していく物語。
都会の方にはあまりミニFM局は馴染みがないと思うが、今では過疎化している田舎では地域活性化の為に様々な所に腐るほど存在する。
地域活性化の為に地元の為、地域密着してFMを流しているか?と言われれば、いささか「勘違いしてんじゃね?」的なパーソナリティや番組もある訳で、それを考えると超個人的な経緯とはいえ、女子高生達が運営して行く姿、それを見守る地域の方々の姿は感銘を受ける所もあるし、今運営している地域ミニFM局に足りない物では無いだろうか?とも思えたりする。
実際の所、実写版で観たかったのが正直な所。
純情かつ設定は狭いと思いますが、その範囲でのこの出来は素晴らしいと思いました。
良作だと思いますよ。オタク向けアニメと思わず是非どうぞ。
普通のオタク向けアニメでした
嫌いじゃないけど、そんなつもりで観に来てなかったので星低め。
よっぽど大人気になってる作品を除いて、ちゃんと作品は予告編とレビューの人たちの分野を確認した方がいいですね
・出だしの挿入歌が微妙でした。
・登場人物多すぎ感があります。
・新人声優の売り出し作品な気がしてなりませんでした。
とてもさわやかないい作品。
前から気になってはいたものの、チケットを買うギリギリまで『打ち上げ花火〜』とどっちを見るか迷ったが、予想以上にいい作品だった!
「言葉には力があるんだよ。ことだまが宿っているんだよ。強く願ったことは、いつか現実になるんだよ。」
この話を通して流れるテーマだ。主人公の透き通るような声とひたむきでまっすぐな性格に心を動かされる。
主人公の女の子は涙もろい。でも、その涙は自分のための涙ではない。人の喜びに泣き、人の悲しみに泣く。そういう優しい涙だと思った。
主人公がこれだけ前向きにいろいろなことをやってのけられるのは、ひとえに、言葉の力を信じているからなのだろう。とてもいい作品に出会った。
おばあちゃんの声優が野沢雅子だったのには、ちょっと笑ってしまった。
良い作品です!そして感動
良かった!
徐々にじんわりくる感触で
暖かい気持ちになれる『良い話』です!
最後にみんなで歌うシーンは
涙しました。
こういう作品にもっとスポットを
当てて欲しいですね
久々にパンフレットが欲しかったので
買おうとしたら売り切れでした(残念………)
心がほっこり暖かくなる映画
予告を見た時に気になってはいたもののすっかり忘れてギリギリの鑑賞。
危うく鑑賞前に上映終了となるところでした。
さらに感想を下書きのまま放置したためさらに今更になっての投稿。なんてこったい。
このアニメは英語の教科書のようなタッチの世界で、少女たちが出会い友情を深める。
そんな人と人との繋がりをミニFMを題材に描かれた映画です。
真新しい表現や技法等は無く、ストーリーもここが凄い!といった演出はありませんが、
少女たちの日常がほんわかと描かれ、見ていてほっこりした気持ちになります。
終盤にかけての若干のご都合主義感は否めませんが、その辺はまぁご愛嬌。お約束といったところでしょうか。
構えずにのんびりと鑑賞できるような映画です。
炭火のようにじわじわきます
初めこそキャラデザと新人声優がやや気になりましたが,すぐに気にならなくなり,作品に浸ることができました。ストーリーはわかりやすく,ひょんなことからローカルFM放送をすることになった女子高生たちの話で,心温まるほのぼのとした作品でした。大きな事件もなく地味な展開ではありますが,それが炭火のようにじわじわきて,いつの間にか作品世界に引き込まれます。
この作品では「言霊」が一つのテーマになっています。日本人としてこの考え方はとても好きです。しかし,日常生活の中では意識することが少なく,最近の自分の言動を振り返ると恥ずかしくなってしまいます。もっと考えて言葉を選び、軽々しく誰かを貶めるようなことを言ってしまわぬよう気をつけたいと、素直に思わせてくれる作品でした。
派手さはないが静かな魅力がある作品
話の内容としては地元の人しか聴けない「ローカルFM」をメインとして女子高生がラジオを始めるといった内容です。
あくまで日常の中でラジオをするという少し非現実な世界を通して登場キャラクターがどのように感じるかという、あまり大きな派手さはないが人と人との関わり静かに優しく進行していきます。
あまり前情報を調べずに行ったためか想像以上に完成度が高い作品でした。
久々の温かいようなアニメ映画
人のために直ぐ泣いてしまう主人公のなぎさと優しくて音楽に長けた音羽はいいですね。93分ぐらいなので、話の展開は早くて良いと思いますが、ちょっと足りてない気もする。
あまり宣伝もなく、派手さがないのか上映回数が初日以外ハイペースで減っていきました。もう1回だけになってしまった。
豊橋ユナイテッド・シネマ18も一周遅れで1回になった。
その一回が粘りそうな感じですが・・・
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