「上映してくれたシネコンに感謝」エルネスト やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
上映してくれたシネコンに感謝
祝日、若者で賑わうショッピングモール内のシネコン。その中で年齢高めの客層。
近所のシネコンで、この作品を上映してくれた事に感謝します。
自分、おっさんですが、あまり教養が無い方だと思います。
キューバ革命もキューバ危機も、聞いた事が有るなっていう程度です。
こんな時、皆さんのレビューを読むと、知識豊富な方がいて勉強になります。
そして、その教養の無さが幸いしたのか、最後まで退屈する事無く鑑賞出来ました。
戦闘シーンが少なかったのも、自分には合っていたかもしれません。
それから、自分かなり涙もろいです。
映画館でも、よく涙を流します。
この作品も序盤の広島のシーンから、目頭が熱くなります。
その後も目頭が熱くなるシーンが多々あったのですが、何故か涙が流れませんでした。自分でもよくわからないですが、不思議な感覚でした。
軽々しく泣いてはいけないという心理が、無意識に働いたのかもしれません。
また、自分の人生経験では、フレディの心情を理解するのが難しかったからかもしれません。
もっとも、彼が消えた後の学友の台詞から推測すると、身近な人達でもフレディの心情を理解するのが難しかったのでしょうが。
この映画、見終わった時に明確な感想が浮かびませんでした。
でも、何かが心にのしかかった感覚が残りました。
観て良かったと思える映画です。
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