「サメにツイッターをやらせたいだけの映画。」ロボシャーク vs. ネイビーシールズ 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)
サメにツイッターをやらせたいだけの映画。
冒頭から謎の宇宙船(学生が作ったのではないかというレベルのCG映像)が飛んできて変テコな飛来物発射。
それが海に落ち、飲み込んだサメがロボ化!さて、ロボシャークの誕生だ!
という突然の展開だが、宇宙船の目的とテクノロジーについてなんか、勿論最後まで明かされない。
これはあくまで単なる設定なのである。
お粗末なCGと、あまりにも適当に割り当てられた台詞。
ビル・ゲイツのパクリでビル・グレイツが登場する安っぽさ。
ネイビーシールズのアホっぷりと言い、全てがB級と言えます。
この手のサメ映画を作るのはアサイラムしかないと思っていましたが、
調べてみるとアサイラム製作作品ではない!!?衝撃です。
そのせいなのか、こんな下らない展開とCGでも何だか笑えてしまう…とはならず、単純に「ああ、何てつまらないんだ」の一言で終わってしまうような作品でした。
(低予算の関係でロボシャークの登場シーンが少ない事が1番笑える。)
昨今のサメ映画はサメがツイッターのアカウントを持っていて主人公をフォロー、なんとDMのやり取りまでしてくれるのだという近代的で笑えるネタを織り込む事で何とか場を持たせているような作品。そのうちお昼のロードショーで放映されそう…。
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