「酒を飲みに行く」ブレードランナー 2049 かんべぇさんの映画レビュー(感想・評価)
酒を飲みに行く
冒頭映画館内にとどろく音から「ああ、ブレードランナーだ」と思わせてくれる、これがオリジナル「ブレードランナー」を観客の少ない場末感のある劇場で見た者のノスタルジーから来るものなのか、初見の人でも引き込まれてしまう優れた効果音なのかはわからない、ただオリジナルを”完璧”と位置付ける者にとっては続編はパラレルワールドと受け取らざるを得ない、それでも世界観・空気感の連続性に引き込まれていってしまった、この作品はひたすら丁寧に作ってある、オリジナルほどのクールなキャスティングではないにしろ魅力的な俳優たちが演じてくれている、今日はストーリーはあまり追わなかった、ただどっぷりと浸ってきた、それができる作品にはなっていると思う、やや孤独を感じてしまったのでこれから飲みに出かけます。
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