ポエトリーエンジェルのレビュー・感想・評価
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おいしい給食の先生役から、武田玲奈ファンだ。たまたま見つけてみたが、思いの外、良かった。
悩める梅農家の青年と父親や母親との関係性。心を閉ざした高校生との出会い。
人生は奇想天外でファンタジーのような出来事はそうそう起こらない。生きるって事は本当はとても地味で退屈だ。
でもだ。学校生活、就職、働いて、生活して、家族と過ごす。様々な出会いがある。趣味でつながる仲間がいたりもする。
その中で小さな幸せを積み重ねていくのが人生じゃないのかな。
俺は日々刺激を求めるし、贅沢だしなんか自堕落な大人だ。
青年を見て、家族を見て、魂の叫びを聞いて、自分も又、新たな初心に戻るような気持にさせられた。
しかしだ。そういう素朴な幸せすら奪われていくような日本社会になっているよなあって、何かこれは良き時代の話だろうかなんて思わされる自分もいるのが事実。
社会は時代と共に変わっていくのは当たり前だけれど、大切なものを守らないといけない、そんな思い。
この映画、続編や、別バージョン見てみたいな。詩のボクシングよいじゃないですか。
武田玲奈の詩は泣けた。
詩のボクシング
テーマは若者の成長だが異色の作品
正直に書こう
言葉の価値を信じたくなる、笑えて泣ける熱い言葉のボクシング
肝心の詩が・・・
出演者は好演ですし、和歌山の景観も味わい深いです。しかし、一番肝心の詩が心に響いてこない。詩のボクシングといいながら、一人芝居か弁論大会みたいで、誰一人の詩も心からの叫びとして頭に残るフレーズがなかったことは残念です。杏の最後の告白も詩ではありませんし、創作欲をもてあましている筈の勤が草刈機以外の習作をまったく作っていないのも不自然。詩のボクシングという素材のアイデアだけで映画を持たせられると考えていたら、製作者は詩というものへの理解や敬意が不足しているのではないでしょうか?
すっかり好々爺然となった下條アトムさんを拝見したのは懐かしい限り。
武田玲奈の初期の名作になると信じて
完全に玲奈ちゃん目当てで見に行きましたが、岡山天音くんの演技にもかなり惹かれました。既にたくさんの作品に出てると思いますが、若手個性派俳優としてこれからの活躍に期待です。
玲奈ちゃんの今回の役は表情がとても重要でしたね。しっかり表情で演技出来てたと思います。
作品テーマも個人的に好きな内容なので、とても心に響きました。玲奈ちゃんの朗読シーンは作中の玲奈ちゃんと同じく自然に涙が出てきました。総合的に見て玲奈ちゃんの演技力の向上が目に見えました。これからの活躍に期待ですね!
ワンカットで段々涙目になって、頬を涙がつたう玲奈ちゃんの朗読シーンが一番心にきました。表情、目でしっかり心境が伝わってきました。
爽やか
自分をさらけ出す
地味ですがいい映画です
予告で見た武田玲奈が気になり劇場へ。
これはいい!実にいい映画でしたぞ。物語自体はよくある青春モノだが、踏み出す瞬間と詩の朗読が合致するシーンが感動的!全体的に緩めのムードだっただけに最後にはやられた。
目当ての武田玲奈の目ぢからが半端ない。主演の男優は初見だがニートの佇まいが実にナチュラル。東京03角田の出番もギャグも多め。ほか脇役がカッチリと締めてた。
今後武田さんは女優として要チェックですな。
とても爽やかで前向きなこと映画
短い作品ですが、笑えて泣けました。
親の仕事を継ぐことに抵抗を感じ毎日をつまらなく過ごす主人公。ひょんなことから詩のボクシングを始め、そこに人生の夢を求めるようになり、、、その中である、悩みを抱える少女と出会い、、、
武田玲奈ちゃんの詩はストレート過ぎて泣けました。ラストも蛇足感がなく絶妙。からのMrs.greenappleの歌が最高に爽やかで、この流れが心地好すぎた。
吃音の方は友達にもいたのですが、自分はちゃんと理解しようとしていなかった気がします。我慢せざるを得ないタイミングや、苦しい時もたくさんあったんだろうなと思います。今回はそこに向き合うことからも避けていて、家族の前でしかしゃべられないようになっていて、、、そこから踏み出す勇気って、凄いなと。詩の場面はこちらも手に汗握りました。
最初の友人がナンパするくだりだけは演出が寒い気がしますが、後は程よく面白い。たまき連呼の際どさ、悪ふざけ最高。
武田玲奈ちゃん美しい。プリズン以降注目してます。睨む顔ばかりだったので、最後の笑顔が眩しすぎ。岡山天音くんは憑依したような演技と素に戻るあの感じがナチュラル。
後やっぱり山崎賢人の存在感。この人が出てくるだけで画面が華やかになる。チャラ男役でしたが、あんなにノースリーブパーカー似合う人初めて見ました笑。贔屓目ですが、こういう出演の仕方するあたり、彼は人がいいからあれだけの作品に呼ばれるんだと思ってしまいます笑。
山田真歩さんってホントに作品によって顔が違いすぎて凄い。年齢も分かりにくい。詩の読み方も最高でした。角田さん、芹澤さん含めた3人の掛け合いが見事でした。ラッパーも最高だし、角田さんはこういう空回りした熱い役がピッタリ過ぎだし。
最後に美保純さん色気ありすぎ。
全体的にポップですが、若者の言葉にできないもがきとそこから解放され走り出す疾走感が心地好く描かれていました。
夢中になって何かに打ち込むことの大切さ。
岡山天音が観たくて。
けして見栄えのいい役者じゃないのであまり主役には起用されることが少ないのだが、僕はこの役者が好きだ。
下條アトム、鶴見辰吾、東京03角田、脇を固める役者の安定感がいい。岡山はふだんはこちらの役目。だから映画としての派手さには欠けるのだが、おかげで落ち着いて観れた。
詩のボクシングというと、「感情あふれる怒涛の言葉の連続」のイメージ。その対外試合(?)にかり出されたヒロインが、実は○○(伏せます)のために言葉が出てこない。むしろ、このときに絞りだされた言葉にこそ、胸を撃たれた。
思いと言葉と行動と、なかなか一致しない苛立ちが、映画の中にあふれている。それを自分で解決できないからこそ、人と交わるのだろう。結論が出るとか出ないとかじゃなくて、そこを目指そうとする思いが募ることで、感動が生まれるのだなあ。
期せずして、初日舞台挨拶あり。
いい映画
正直言うと、個性的でもありながら演技の実力がある俳優岡本天音と最近知ったばかりの同じスキルを持つであろう注目している女優小川あんを観に行ったのですが、全然圏外であった武田玲奈の演技に驚いてしまった。雑誌グラビアで見た事がある程度で、演技なんか全然期待していなかったから、余計に。
目で、キチンと演技してました。どうも失礼致しました。
内容は、ポエムバトル、心の叫びバトルを中心にして広がるお話です。
あと、大物俳優陣も出演していて、鶴見辰吾さんや下條アトムさんの安定安心演技は文句なしですね。
一言でいえば、優しい映画。
いい映画です。
追記 角田さんも最近映画でちょこちょこ観るようになったんですが、演技云々より笑い特有のアドリブを台詞にかましている?所に好感。それと、鶴見さんのムチャ振りにかかわらず、舞台挨拶の司会進行は流石でしたね。
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