「菅田くんありき、以外とメロドラマな展開。」あゝ、荒野 前篇 HIROKICHIさんの映画レビュー(感想・評価)
菅田くんありき、以外とメロドラマな展開。
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骨太な映画を想像していましたが、若干肩透かしな感じでした。
後編で繋がるであろう、二つの要素から構成されており、『ボクサー』パートはもろ〝あしたのジョー〟的でステレオタイプな昭和感。そこに親子の人情物的な内容も含み… 最終的には偶然皆んな繋がってしまいそうなメロドラマの様な人間関係。
もう一方の『自殺防止クラブ』パートは、福島の原発問題などを絡め、人の命の重さについて語るわりには、薄っぺらな感じ…
尺が前編、後編と長いと言う事もあり、この二つのストーリーがどう繋がってゆくのかを、見届けたくなるTVドラマの様な魅力はありましたが…
ただそれも、今人気の菅田将暉くんの演技力があるからこそで、映画としては1本で十分な内容。後編はDVDで。
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