アメリカン・スリープオーバーのレビュー・感想・評価
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妙にくせになる世界観
夜のシーンよかった。
電灯やライターや懐中電灯などわずかな光によって暗やみから垣間見える若者たちの表情が美しい映像だった
若い頃は背伸びして大人になろうとする
子供の頃の純粋な頃には二度と後で戻れないのに
という彼の言葉が印象的だった
純真な心のまま新しい扉を押し開ける、人生でたった一度だけの日
青春の一片をすごく素敵な映像で、繊細に描いています。
言葉にならない思いを、複雑な揺れ動く十代の心を見事に捕らえ、甘く切ない想いを表現しています。
観ている者をみな、もう戻ることの出来ないあの日へ連れ戻してくれます。
キュートなダンスで青春にようこそ
個人評価:3.7
子供でもない大人でもない少年少女達の群像劇。ある夏のお泊まり会の晩にそれぞれが少しずつ背伸びをして、大人になろうとする。
「イット・フォローズ」や「アンダー・ザ・シルバーレイク」のこの監督はアプローチは違えど、青春をテーマに作品を描いている。本作はとても瑞々しく、眩しいくらいにストレートに青春を描き気持ちいいくらいだ。
劇中のダンスのシーンがとてもキュートで、青春の頃の気持ちのように心を掴まれる。
無垢ゆえに
誰かに好意を持ってもなかなか表現するのが難しい現代に
80年代か90年代くらいのどこか懐かしい感じのする世界が
そんなに肩肘張ってないで、気楽に生きなよ。
と言ってくれているようなそんな作品。
この作品のあとに最新作のアンダー・ザ・レイクシティを観たらより楽しめたのかな。思った。
10代の背伸び群像劇
デトロイト郊外の各地で行われるスリープオーバー(お泊まり会)にて何かドキドキすることを求め、夜の街を彷徨う若者たちを描いた青春群像劇。
アメリカの新学期や新生活のスタートがこっちでいう夏休み明けの時期らしく、歓迎会や親睦会などの意味を込めて、実際にその時期には各所で若者たちがスリープオーバーを開いているらしい。
めっっっっっちゃ羨ましくない????
すっげぇニヤニヤしたんだけどあの感じ!
(当レビューを書いた当時の私は25歳のオッサンです)
夏の終わりの切なさやら物悲しさやら漂う中で何か楽しいこと、素敵なこと、を求めてみんなでお泊まり会をする。観た感じ高校生くらいの年代もやっているみたい。
いいなああああああああああああああ
(当レビューwry)
スリープオーバーなんて子供っぽい!といって年上のお兄様お姉様方が集まる水上パーティーに出かけるマセっ子の少女とその親友、スーパーですれ違ったブロンドの美少女に一目惚れし彼女を探し街を彷徨う少年、いい歳こいて昔自分に好意を持っていたという双子に会いに行く青年、主催の女友達の彼氏を奪おうとする気の強いビッチなどなど。
全員が全員関係するわけでなく、各所で各々の想いで行動する少年少女が主人公。
個人的には双子を探しに出かける青年の話が好き。何故なら1番歳が近いから笑。
ようやく見つけた双子をヘタクソな誘いで散歩へと誘い、学校を飛び出すシーンの爽快感は異常!
双子のどっちが自分のこと好きでいたのかさりげなく探る情けなさにも共感笑。
とりあえず羨ましいが詰まってる作品。
インディー映画だからなのかわからないけど画の質感が少し荒っぽくてすごくいい味出している。しかし先に同監督の「イットフォローズ」を観たからシーンのどこかに“それ”が映っているのではないかとソワソワした笑。
積極的に純粋な10代
「アメリカン・グラフィティ」や「初体験リッジモント・ハイ」を思い起こさせる。
この二作品は年代の雰囲気やカルチャーが最高で内容は陳腐だが本作の若者と対して変わらない思考回路な感じがする。
一目惚れした娘を必死に探す描写は「アメリカン・グラフィティ」にも似ていて、積極的な女のコも純粋な気持ちは保ちつつな描写は「初体験 リッジモント・ハイ」の若者と変わらない。
自分の10代の頃に重ねられる雰囲気があってアメリカと日本では文化の違いはあるが若者の考えって全世界共通な気も。
ヤッパり10代の時にしか経験出来ない事柄は大人になっても思い出になるしマジメな前にハッチャけた方が良いと感じる清々しい映画。
根本的に日本と文化が違うため共感できない部分が多かった。 そして結...
根本的に日本と文化が違うため共感できない部分が多かった。
そして結果的になにを言いたいのかあまり伝わらなかったが、すごい映画をみたな。という感想。
クスッというよりワハハと笑えるシーンが多々。
人間セックスだなってかんじ。
正に神話の様だなと思った 好きな映画なんだけど、一体この映画が何を...
正に神話の様だなと思った
好きな映画なんだけど、一体この映画が何を言おうとしてるのかわからない。
ミッチェル監督のIt Followsよりわからない。
なので印象に残った事を箇条書きにする。
役者の目線で伝えるところがすごい
10代のセックスの匂いがプンプンする
音楽が極端に少ない
セックスと嘘とビデオテープに似た空気感
ホラーっぽさもある
でも誰も死なないし、セックスの話なのに誰1人セックスしない。
主人公の3人全員が、最終的に自らセックスをしない選択をする
これが何を意味してるのかわからないが、
何か凄い映画を見た気はする…
ただの青春映画だと言われればそれまでですが…
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