「ザンダー・ケイジ:ワイスピ化ミッション」トリプルX 再起動 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
ザンダー・ケイジ:ワイスピ化ミッション
「ワイルド・スピード」シリーズに復帰して再ブレイクを果たしたヴィン・ディーゼルがこちらのシリーズにも復帰。
スポーツを駆使してミッションに挑む命知らず野郎、ザンダー・ケイジが活躍するアクション第3弾。
1作目は15年前に一度見たきり。
なので話はもう覚えてないが(と言うか、話らしい話も無かった気もするが)、ヴィン・ディーゼルの人気に便乗した俺様アクション映画であった事は微かに記憶している。
(アイス・キューブにバトンタッチした日本未公開第2作も見たのは見たけど、まるで覚えてねぇや)
さてさて今回もこれまでと同じ。
前2作を覚えてなくても話に入っていけるこの有り難さ!
人工衛星を自由に操れる装置“パンドラの箱”が盗まれた危機に、俺様ヒーローが奪還に挑むってだけの単純さ。
今回も話はあっという間に忘れるだろう。
でも、ヴィン・ディーゼルのタフな魅力と超絶スポーツ・アクションは痛快!
陸海空で繰り広げられるアクションの数々は確かにスゲェ…!
1作目から15年も経ってるのに変わらず身体を張って魅せてくれるヴィン・ディーゼルは勿論、ドニー・イェン、トニー・ジャーら現代屈指のノースタント・アクション野郎の参戦は、アクション映画好きには堪らん筈。
今回はチームプレー、世界各国の多彩な顔触れ。2作目のアノ人まで出るとは…! もう完全に「ワイスピ」化!
本当にイケイケなノリとアクションを見るだけだが、それこそ「アサシン クリード」なんかより分かり易くスカッと、ユーモアやサービス精神もたっぷりで、ずっと楽しかった。
今回もまたヴィン・ディーゼル人気便乗と、○○○○・マネー臭は感じるが…。
それにしても、ちょこっとだけなのに律儀に出演してくれるサミュエル兄貴。
そりゃあサミュエルに勧誘されたら、冒頭の某サッカー選手でなくとも、アチラのチームだと勘違いするわな(笑)