「日本にいそうな頑固ジジイ」幸せなひとりぼっち asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
日本にいそうな頑固ジジイ
変わり者の偏屈じじい。
と言われてるんだけれど、日本人の私たちから見たらどっちかというと 隣に越してきた傍若無人の親子の方が異質。
って 思いませんでしたか?
柵は開けたら閉めろ
ゴミは捨てるな
通行禁止部分に車を乗り入れるな
家を片付けて
妻を思い語らいながら生きる
それって全然変わり者なんかじゃないでしょう。
まあ こういう人が
子どもの声がうるさいとか公園で遊ぶなとか言い出すのであればどうかとは思うのですが。
図々しい移民の親子
に見えてしまいました。
ありがとうも言えない感じ、子どもを無理やり置いていくとか お願いしておいて文句も言う。
日本人には ちょっと感覚的に馴染めないですよ。
私なら絶縁するかもーー。
というような強引さが この頑固者の心を開くには不可欠だったというわけか。
亡くなった妻の魅力的な事。
彼女を深く愛したであろう事もうなづける。
時々挟まるくすりという笑いもまた良い。
フィンランドですらスロープはなかなか設置されなかった時代もあったのか とか
LGBTQ の認知もまだまだだったんだねとか、、、
だとしても
もはやいろんな事がどうでもいいくらい
映画として素晴らしい出来として仕上がっていた。
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