「配役で分かってしまう哀しみ。」22年目の告白 私が殺人犯です 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
配役で分かってしまう哀しみ。
とても面白かった。
中盤までどうなるのか全く分からなかったし、展開も早くてドキドキした。
藤原竜也、伊藤英明が番組で呼ばれた所からは配役で犯人がこいつしかいないだろ、と分かってしまい映像化の難しさというか、邦画の難しさなのかな?と思ったけど、脚本がイイから監督の演出が効いてるのか、それでも全然面白かった。
韓国映画に近い雰囲気が出てて良かったのだけど、韓国映画で言うならばオールドボーイみたいに何故時効から7年だったのか、理由が欲しかった。
リアルじゃあり得ないだろ、と思えたサイン会のキャーキャーぶりもSNSで一喜一憂してる君たちってこれと一緒だからね。と監督が言ってるようで映画としてはありなのかなと思った。
韓国映画が好きな僕としては、入江監督にはこれからも日本の闇の部分をエンタテイメントに昇華して日本のパクチャヌク、ポンジュノになって頂きたい。
とても面白かったです。
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