「期待以下でした」ナラタージュ 零式五十二型さんの映画レビュー(感想・評価)
期待以下でした
有村架純さんだけに期待していたが、こうもつまらない映画だとは思わなかった。
ストーリとしてありがちではあるが一定レベルの成立はしていた。
しかし、それを演出するための重要なポイントは、主演である有村架純さんのベッドシーンがこの映画の切なく狂おしい恋愛を引き立たせるはずなのに、それがあまりに形だけのベッドシーンに終わってしまい完全にトーンダウン。
それが何度かあるが何度も失敗状態で見せられるもんだから、こっちは余計に面白くなくなっていく。
ここ、しっかり演じられる女優か、そういうシーンをこの年でこなせる女優さんをキャスティング出来なかったスタッフの完全なる敗北。
有村架純さんがそこまでやると言ったか言ってないか、もしくはそこまで必要ないと判断した作り手か、定かではないが、このナラタージュという作品がどういうお話なのかしっかり理解していれば、こんな後味の悪い結果にはならなかっただろう。
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