「好きか嫌いかとなると 嫌い」ナラタージュ asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
好きか嫌いかとなると 嫌い
偶然 また 松潤。
今度はNETFRIXにて鑑賞。
こういう恋愛は 出来ればしない方がいい。
若い子は憧れるかもしれないが
一回したら 卒業して こういうのはもうウンザリだと
思える人間になった方がいい。
こういう映画の姿勢のようなものも好きじゃない。
古い映画 小津安二郎を崇め立てるような、
演劇 というものに 勝手な芸術性を求めて
素人のお金を払う側の観客を無理矢理 「これがいい映画ってもんだよ」って押し付ける感じの。
要は 面白いか 面白くないか の二択なのに。
好きな相手が好きな物にハマってしまって
その価値観が同化する感じ。
自分の本来の好みが その相手によって曲がっていく様子。
まさに 昔の (きっとそういう人いっぱいいるけど)
そういう若かった自分の辛かった恋愛を
今は 懐かしくさえなくて ああそういうやつ よくあるよくある って片手で振り払える今の
精神の安定が心地よいので、こういう映画に感動はもう出来ない。
こういう登場人物たちの精神状態は
事件体質です。
妻が家を燃やしちゃうくらいに悩む嫁姑問題は
もうそれだけで十分 近寄っちゃいけないやつ。
私が懐かしく思い その匂いだけで目を閉じたくなるような恋愛物というのは こういうのではない。
そして
有村架純には 被り物はやめよう。
タヌキ顔が重く見える。
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