「いい映画だった」ナラタージュ ゲルマニウムの夜さんの映画レビュー(感想・評価)
いい映画だった
昨年劇場へは行けず、今日からレンタル開始になりやっと観た。コミック原作の恋愛映画が続くなか、久しぶりに本格的な恋愛映画だった。
まず有村架純の演技がうまかった。表情と口調ではっきり気持ちが伝わる。松本潤は違う役者に見えた。いい意味で松本潤に見えなかった。小説が原作の映画はやっぱり見ごたえが違う。とても面白かった。作品の中で、初めて葉山先生と話す泉がもうすでに不機嫌で少し挑発的で、そうなると葉山先生は完全に大人で教師で、泉が笑っているときは男の自分を少し出してくる。目があった、私にだけ話してくれた、落ち込んだときに連絡をくれた。好きな人からされるそんなことが、とても大切だったあの頃を強く思い出した作品だった。
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