「苦しいラブストーリー」ナラタージュ uttiee56さんの映画レビュー(感想・評価)
苦しいラブストーリー
難病ものとかではなく、恋愛そのものの苦しさで感動させる映画を久しぶりに見たような気がする。ある意味王道であると思う。
男どもの優柔不断さ、駄目さにも、どうしてこうなるのかわかる分、余計に辛くなった。(劇中にも登場する『浮雲』あたりに比べたら、本作の登場人物は至って常識人であり、感情移入しやすい)
ただし、時間軸がしょっちゅう跳ぶわかりにくい演出は、何とかならなかったのか。今いつの時代の回想なんだと首をひねる場面が多々あり、その分減点。
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