「悲しい」ナラタージュ はむさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しい
良い映画だと思いますが、全編に渡って悲しい雰囲気です。
ありえない展開で無理に盛り上げようとする映画が多い中で、割と現実的な展開なのはよかったです。もっとあっさりしていてもいいくらいですが。
ダメ男と、ちょっとダメ女が主人公なので途中まであまり共感できずイライラするときもありましたが、途中から「自分にもこういう部分はある」と思い直しました。
人の弱い部分というか、ずるい部分が露わにされるので、自分自身にも色々と考えるところがあって、見終わって悲しい気持ちになりました。
ところどころ良く分からない部分もありました。特に病院に行く部分はどういう流れなのか良く分からなかった。
有村架純の演技はとてもよかったです。でも下着姿になる必要はないと思います。そんなことしなくても愛情表現は出来ると思いますし、特に男性(私)にとっては余計な雑念が入るので下着姿にして客引きするような下品なことはしないでほしい。
松潤は悲しい表情がにしくい人だと思うので、この役に合わないと思いました。ちょっとにやにやした顔なので。
最後にベッドシーンがあるのは理解出来なかった。
コメントする