劇場公開日 2017年10月7日

  • 予告編を見る

「有村架純の演技が光る映画(レビュー長いです)」ナラタージュ あいらさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5有村架純の演技が光る映画(レビュー長いです)

2017年10月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

レビューと言うより
自分の気持ちが済むように
自分の考えばかり書いてます

好きな俳優さんばかりで
予告的には
あまり好きそうじゃない映画と
感じていたが試写会に当たったので
見に行かせていただきました

皆さんが言う通り
結構なスローペースで
最初は寝てしまうんではないかと思った

作者が20歳で書いたことに
驚愕する作品だったと芸能人が
コメントしていたが
私は20歳だからこそこの作品に
なってしまうんだよと思った

学生の頃の孤独は
世界が終わってしまうほどの
孤独を感じる
そこで手を差し伸べてくれた人
すがりつきたくなる気持ちはよくわかる
でも、その頃からしたら
自分は大人になってしまった
1人の自由を知ってしまった
だから自分で自分を制御出来ない気持ち
学生らしいなと感じた

不倫
だけど不倫という感じがしない映画
男側が既婚の場合
やましい気持ちがある
女の気持ちを利用していいように扱うような
ここまで優しく出来るだろうか、
こんなにも
甘えてしまうのだろうかと考えてしまう

そんな作品

ローアングル多いのに
有村架純の気持ち、息遣い、
なぜこんなにも心に訴えてくるところが
あるんだろう
有村架純の演技が上手いと感じる
そこを切り取った監督も
テレビではわからない有村架純の闇を
見た気がした
有村架純のお姉さんを知っているせいか
お姉さんと似てないと思っていたが
時々お姉さんとダブるような闇を持っていた

出てくる男は
奥さんが好きなのに自分の不甲斐なさで
迎えに行けない、そんな自分に
頼ってきてくれる生徒に甘えてしまう男

好きなのに傷つきそうになったら
好きな女性を苦しめてしまう自分大事男
こんな男はよく世の中にいる

いつもだったら主人公になりきって
見てしまう映画もどうしても
主人公の気持ちに共感できず
第三者の目で見る
「そんな男止めればいいのに...」

自分が女性だからか
先生の気持ちが全くわからない
なぜ甘えるのが守らないといけない生徒なの?
なぜ奥さんが好きなのに
キスできるの?Hをしちゃうの?
キスした後にゴメンてどういう気持ちでしたの?
有村架純(泉)には気持ちがないんだよね?

男性になってこの映画をみたいなと思った

編集が気に食わないところがあり
話の流れが少し飛んでいる??
会話のキャッチボールが出来てないから
そこは察さないといけないの?
そこは自分たちで考えろってこと?
と言うようなところがあり

だから坂口健太郎が
突拍子もない人に見える
原作がこんなんなのか?

有村架純(泉)が別れを切り出すタイミングは
そこなの?
もっと先生への気持ちを溢れ出させてからの所
(別れを告げる前にここをもっと出して欲しかった)や
彼氏の嫌な所を見た時点でしてほしかったな
(それでもずるずる付き合うってしまう心情をもっとだして欲しかった)
有村架純(泉)も変な人に見える

なんともあれ
泣きに来た映画なのに
泣けずにため息ばかりついた映画でした
人がいなかったらずっと
文句を言ったであろう。

有村架純の演技に圧巻した映画でした
それだけでも見てよかった

あいら