「公開が待ち遠しい」ナラタージュ ノアさんの映画レビュー(感想・評価)
公開が待ち遠しい
試写会で一足先に鑑賞することが出来ました。
とても静かでしっとりとした匂い湿度がまとわりつくような時間でした。
葉山先生と泉が1番お互いを必要としているタイミングで出逢うけれど、他の誰かでは成立しない運命の人との出会い。大人の狡さを強調しているのか、原作の葉山先生の気持ちが分かるシーンが削られて 観る人に委ねられている気がしました。何を考えているのか分からない葉山先生…松本潤さんの表情が良かったです。
坂口さん演じる小野くんも嫉妬に狂う役どころですが、何処か魅力的に感じました。
懐中時計に込められた思い、踏み出した泉の表情。
主題歌の歌詞と透明な歌声で泉の気持ちに触れながらのラストは泣けました。
ただ原作と終わり方の違い、着地点も変わってくるので…私は原作読まずに映画を観て欲しいと思います。
あの時葉山先生は何を考えていたかな…
未来の2人は…
自分の過去の恋愛…
帰ってからも余韻を残して離してくれません。
何度か観たいと思います。
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