「披露試写会を観て(ネタバレあり)」ナラタージュ JMSさんの映画レビュー(感想・評価)
披露試写会を観て(ネタバレあり)
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最初から最後まで有村架純さん演じる工藤泉さんが主体です。その回想の中に松本潤さん演じる葉山貴司先生、坂口健太郎さん演じる小野怜二が出てきます。
映画の印象は暗い、重い。
なので一見するとかなり面白くないように思うのですが、中盤から後半にかけて急に引き込まれていきます。(もちろん最初から引き込まれている方々もいらっしゃると思いますが)
泉の葉山先生との馴れ初めから始まりその後の発展、その間に小野くんとの恋人関係や手伝っていた演劇部での事件と割と物語の内容は濃く重いです。しかし重いだけで終わるのではなく、一人一人の感情が描かれており、それをセリフだけでなく情景で表現されている絶妙なカット。大胆な洋画とは違い邦画の繊細なセンスの良さが溢れている映画だと感じました。
松本潤さんが主演ということもあり観たいと思う年齢層が偏りそうですが、この作品はどの年代の人が観ても楽しめるものではないのかという印象をうけました。
映画を観た感想としてはもう一度じっくり観たい!改めて邦画の良さを感じた!です。
受け止め方はそれぞれなので実際に映画を観てみることをオススメします。
あと主題歌がとにかく良かったです。嵐の松本潤さんが主演なので、主題歌も嵐さんなのかと思いきや全く違う女性のアーティストさんでした。すでにニュースなどでも出ていますが女子高生の方なんですね。透明感のある美しい歌声がこの映画のイメージととても合っていました。
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