「凡作、愚作、駄作」たたら侍 umohsさんの映画レビュー(感想・評価)
凡作、愚作、駄作
錦織監督は、島根県が舞台の作品を作り続けているが、
島根で描くことが目的になり説明不足になる悪い癖がある。
「なぜここなのか」「他との違い」「なぜこう行動するか」
が描かれないのだ。
大体、「たたら侍」とタイトルしているが、
主人公は村下であり侍になることを志しても村下に立ち返る話
ではないのか?
特定の時代、地域を舞台なのに考証がでたらめすぎる。
正体不明な敵、理解不能な商人、事態悪化に動かない年長者、
嘘くさい尼子残党・・・人物が意味不明な行動しかしていない。
たしかに、自然は美しいし、たたら・鍛冶の技術はすごいけど
それだけなら、こんな映画を作る必要はない。
こんな舐めた内容を作品にしてしまった制作陣は
打ち切りの件も含め、島根で協力した人たちに謝るべきだ。
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