「王道の西部劇」マグニフィセント・セブン chaiさんの映画レビュー(感想・評価)
王道の西部劇
アメリカでは去年の9月に公開され待ち望んでた映画『マグニフィセント・セブン』を本日見て来ました!
『荒野の七人』と言えば黒澤明監督の『七人の侍』をアメリカが作り上げた西部劇です。
子供の頃に見て西部劇にハマってガンマンごっこをしましたね!
その『荒野の七人』のリメイクである本作ですから思い入れもひとしおです!
ストーリーは昔の『荒野の七人』と似てますね〜
ユル・ブリンナー役がデンゼル・ワシントン。
あとわかりやすかった役としてはナイフの名人ジェームス・コバーン役が今回はイ・ビョンホン。
キャラクターの設定もある程度踏襲してますね!
映画が始まって直ぐに気づいたのが音楽です!
エルマー・バーンスタイン作曲のメインテーマの旋律を使ってる!
あの音楽を聴いただけで気分は盛り上がりますね〜
そしてタイトルなんですがフォントがまた昔の西部劇っぽい!
ビンテージっぽいフォントでまたニヤリ!
最近のトレンドで派手なガンアクションばかりが目立つかと思いきや西部劇の王道を行く作り方には好感が持てました。
撃った後にホルスターにクルクルっとガンハンドリングをして銃を納めるのはお約束かww
まぁ前半のストーリー展開がサクサク行くしこんなに簡単に人が集まるのかと言いたいがそんな事はまぁ脇に置いておきましょうww
なんでそんな無謀な事のために命を賭けるのか。
それぞれのキャラクター説明が物足りなくてストーリーに奥行きが感じられない。
まぁでも荒野の七人ですからって事で良しとしましょうww
今回ヒロインがまた良かった!
エマを演じるヘイリー・ベネットが美しいし力強い!
そして西部劇と言えば銃撃戦だがバタバタ死んでいきます。
ラストに近くなるとやっぱり出ましたね〜
悪の象徴ガトリングガン!
がんがん撃たれていきます!
これじゃ住人全員死んじゃうんじゃないって思うほど激しい銃撃戦です。
コルトピースメーカーとウィンチェスターで戦うには分が悪すぎますがそこは王道の西部劇ですからww
なんとかしちゃうんですww
まぁツッコミどころも多々ありますがエンディングでエルマー・バーンスタインの曲が流れて良しとしましょう!
久しぶりの王道西部劇。
大きなスクリーンにアメリカの広大な自然と馬そしてコルトで満足でした。