パージ:大統領令のレビュー・感想・評価
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シリーズものなんですね
シリーズものだと知らずに観ちゃいました。設定が奇想天外な他は、ありきたりな展開。戦闘シーンはそれなりにそれなりで、総じて可もなく不可もなしって感じ。
パージ3作中では観る価値無し!!
2016年の大統領選当時に観ていたら盛り上がったか、というとそんな事は全く無いと思います。30分過ぎてようやく本編が始まりますが、雰囲気だけで何となくやっているだけで超つまらないです。政治家や、東電の勝俣や清水(家族で海外に逃亡)を襲ったらどうなるか、という妄想が満たされる事は決してありません。
Thank you ,again
『20世紀少年』のオープニングと被ってしまったTレックスの「20th Century Boy」。そこで家族が皆殺しにされたチャーリー・ローン上院議員が18年後に反パージを掲げて大統領選に打って出る。パージの日には、人殺ししてもOKな日に隠れてしまったのでは自分のポリシーと合わないと、10人ほどの警備員だけ置いて自宅で過ごそうとしていた。ところがそのSP達の半数は裏切り者!信頼できるのはレオ一人となってしまった。
一方、駄菓子屋(?)を経営するジョーとその仲間たちは女子高生ギャングに狙われていたが、やっぱりパージの夜にやってきた。豆電球いっぱい付けた車で、まるでハロウィンみたいに仮装してチョコバーをねだる。
あっち行ったりこっち行ったりと、展開が早くて目が回りそうになった。つまりはローンは反パージを訴える民主党もどきの陣営、パージ存続を推すのは全米ライフル協会や白人至上主義者、パージ信奉の教会NFFAが母体の共和党もどき。人殺し反対のローンが人殺し賛成のあちこちの団体から狙われるという構図だ。
支持者も多いので、ジョーとマルコスや元ギャングのレイニー(ベティ・ガブリエル)によって何度も助けられる。そしてセーフティ・ゾーンであるトリアージ・センターという中立地帯にたどり着くのだが、そこの創設者ビショップはパージ法を逆に利用してNFFAの対立候補を暗殺しようとしていたのだ。
反人殺しの立場なんだから、対立候補を殺してしまったのでは意味がない!奴は殉教者として崇められるから、こっちの負けよ!などとローンは主張。たしかに、このままではテロリストと同じだわなぁ・・・。などとローン側の立場はよくわかるが、逆に考えると対立候補側が彼女を暗殺するより、自分たちを殺させた方が得策だとも思った。
それにしても、一作目ではパージ法を成立させる目的は失業者を減らすと言ってたから、実は貧困層いじめでしかなかったとする今作は、政治経済の現状をかなり皮肉っているのだと実感できました。社会問題としても、黒人や移民が経済的に冷遇されている現状。登場人物も黒人が多いところで表現しています。よくぞまぁ、ここまで描いたもんだと拍手を送りたくなりますが、トランプが当選してしまってからの公開というのも残念でしかない。
仮装してパージへGO!
パージ3作目!好きです。
今回はパージ反対派の大統領候補の女性とその女性を守るボディガードを中心にレッツ・キラーパーティー。
かといってグロくはなく基本は富裕層と貧困層の優劣と人種差別の戦いになってます。
チョコバーの為奮闘する女子高生がなかなかです!
おうち-81
毎回いるウザキャラ、今回は極め付けにうざい(笑)
大体こういう続き物の作品の舞台となる場所って、
1作目が閉鎖的な比較的狭いところ(アンブレラ社とか、メイズとか、この場合自宅)で、
2作目から広くなり(ラクーン・シティとか、WCKD社とか、この場合市街地)で、
それ以降「もう違う作品やん」となってしまうことが多い気がしますが、この作品は毎回面白さが違っていいんですよね。
2、3作目は警察官フランク・グリロというちょっとチートキャラがいるので、純粋に素人がパージに怯えるのを観たいドSな方は1作がおすすめです。
パージ執行人の顔が怖すぎです。しかも弾除け技術がはんぱない。
2の時はフランク・グリロをめっちゃイケメンと思いましたが、ちょっと老けた?
でも相変わらず強いです。
みんなパージを廃止しようとする、つまりアメリカを変えるsenatorを守るために頑張る。
全米ライフル協会が儲かるだけとか、選挙戦とか、ん?皮肉?なセリフや背景がチラリ。
アメリカならではですよね。
三部作としてしっかり成立。
1作目は個人の自宅、2作目は街全体、そして3作目は国レベル。
「パージ法」の世界観をしっかり描き切った感のある第三作。
ここまでの完成度が高いので、三部作ってことで完結にしてほしい。
個人から国家へ、規模が大きくなるにつれて「倫理観」への焦点はぼやけていくけど、
逆に社会的なメッセージというか、格差とか既得権益とか
現代社会が抱える病巣みたいなものを浮き彫りにしつつ、
小気味いいエンタメ作品に仕上げてるのはさすがアメリカさんといった感じ。
特に三作目なんて途中でゾンビ映画かと思うエンタメっぷり。
ちょっと演出過剰な気もしないでもないけど、
観客を楽しませようって気持ちはヒシヒシと伝わりました。
シリーズを重ねる毎に面白味が少なくなってる印象。1作目は家の中で、...
シリーズを重ねる毎に面白味が少なくなってる印象。1作目は家の中で、2作目は街の外で、3作目は、、、と期待しすぎた印象。タイトルと表紙のマスク集団に騙されたかな。
まぁいつも通りな感じです。
いつものパージと変わらず、まぁこんな感じなんだろなーというのが見終えた後の感想です。
一話が一番面白かったかなーって思います。
いつまでこのパージは続くのかと思ってましたが、最後の最後で大統領ならではの、パージ廃止を命ずることができることになったのはハッピーエンドでした。
終わり方はすごくいいですね!
まぁパージがあってもなくても結論犯罪はなくならない世の中ってことですね。
全作通してリアリティはなし
やはりパージという法律にリアリティを感じられない。
パージのある世界で戦うしかない守り抜かないといけない。だと入り込めるのだけど、
パージが変な法律なのに、それを廃止するどうこうは世界観を壊すだけだった。
一作目とかだと、まぁそういう日がある設定ね。という事で、ある一家の話だし、それなりに話に入って行けたけど、国単位で見るとあり得なさのオンパレードで、パージにリアリティを感じられないと、何をマジメに演技してるねん。と思えてならない。
一作目は子ども、今作は議員の行動がみんなを危険に晒しイライラしてならなかった。
協会で銃を乱射し虐殺した後に、敵対する牧師を殺す事には、「それは殺人だから」ってズッコケそうになった。 選挙に勝てなくなるならだろ!と全力で突っ込みたくなった。
現在トランプが大統領だという事だけが唯一のリアル。
パージ:大統領令
1年に1晩だけ殺人を含むすべての犯罪が合法となる近未来のアメリカを舞台に描くバイオレンス・スリラーの第3弾。
大統領選をテーマに、
パージ法の撤廃を掲げ、
対立候補から命を狙われる女性候補がパージの夜に繰り広げる決死のサバイバルの行方をスリリングに描く。
監督は1作目から同じジェームズ・デモナコ。
主役は前作と同じレオ演じるフランク・グリロで、
大統領選挙を控えたローン上院議員のボディーガードです。
一番印象的だったのは、
チョコバーを欲しがる黒人のチョコバー・ガール。
このキャラは必見だと思います。
主人公より目立ってました。
登場するマスクや衣装のビジュアルのセンスがいいです。
外国人がパージで人殺しを経験したくて入国する「殺人ツーリスト」や、
パージの最中に道端に転がってる死体を集め回る清掃業など、
新しい部分もあったのは良かった。
パージを楽しむ人種がいる恐怖
普通の人ならパージなんてトンデモないって分かるはずなのに、世の中にはそれを楽しんでしまう人達がいる。
そういう人達は何故か自分達はやられる方にはならないと思ってるらしい。
金持ち権力者にキャンディガールズ、わざわざこの日にアメリカ旅行に来る外国人達。恐ろしい。
パート2の方が好きだけどこれもなかなかハラハラさせてくれる。
素直に面白かった
今回は、毎年開かれるパージを廃止する為に大統領選挙に出馬する女性と、そのSPと、パージ反対派国民とが 共に国家に対して戦いを挑んでいくと云うストーリーです。
今までのストーリーと違うところは、パージである12時間を乗り越えていくだけではなく、そもそもパージを廃止しようという内容です。
今回も、フランク・グリロがカッコ良かったー!
パージ反対派組織のリーダーって、「パージ」で少年に助けられたホームレスだったから、助けられたその流れで反対派のリーダーになったのかと思ったら、「パージ2」にも出てたのねw
更に、前日譚の他、続編が作られるようですが、更に厚みのある作品になっていることを期待したいですね!
アメリカ政府が犯罪の抑制につながるとしてパージ法を容認する中、パー...
アメリカ政府が犯罪の抑制につながるとしてパージ法を容認する中、パージに異を唱える女性議員のローンが台頭。米国内はパージの賛成派と反対派で分断が進んでいく。ローン議員は大統領選に出馬を決め、パージの是非を問う大統領選が幕を開けるが、そこへ新たなパージ期間が開始される。警察も病院も機能しないパージの夜、暗殺の標的となったローンと、彼女を護衛するレオは、生き延びるために奮闘する。
パージから生き延びようとする人々とともに逃げまわるうちにパージ賛成派の牧師たちに出会い、彼を殺そうとするがローン議員が「殺せば彼らと同じになる。」と説得し、犠牲を出しながらもパージを生き延び、ローン議員は選挙で当選が確実視されるがパージ賛成派が暴動を起こしているというニュースが流れてジ・エンド
Purge and Purify!!
年に一度だけ、あらゆる犯罪が合法となる‘パージ’という記念日
ついにシリーズ3作目か…
2作目でちょっとダレてしまっていたので心配していたが、見事に巻き返したと言える
パージ支持派と不支持派でもつれる大統領選という政治が絡まり展開が以前にも増してシリアス、そしてスリリングに、そしてカルトチックに…
前作から続投するレイが警察官からボディガードに成長、相変わらずのかっこよさ…
そしてパージに狂った人たちのイカれっぷりも凄まじい
特にキャンディガールはかなりのうざさ
まだまだ続編作れそうな勢いに期待
スリル抜群
トランプ大統領の出現前に製作された映画シリーズだが、不寛容な方向に向かいつつある人類を予言するかのような作品である。
どの国の政権も様々な政策を実施するが、大方の政策は民衆に注目されることはない。マスコミが騒ぎ立てた政策だけが、時には世論を二分するほどの論争になることがある。そういう政策そのものについては、良し悪しを考える人もいれば、まったく考えない人もいる。 しかし、その政策が実施されたら自分は得をするのか損をするのかについては、考えない人はいないだろう。
日本でもすでに成立した秘密保護法やこれから成立する共謀罪などの法案について、自分にとって得か損かを判断基準にする人が多いに違いない。そのとき、いわゆる正常性バイアスが働いて、自分は大丈夫、言論の自由を制限されたり逮捕されたりすることはないと思う人が多ければ、どれだけ知識人や戦前を知る高齢者が警鐘を鳴らしたところで、これらの法案は簡単に成立してしまうだろう。
そして既にそうなりつつある。 大戦時の日本やヒトラーを持ち出すまでもなく、民衆は論理的な思考よりも自分の感情と目先の利益を常に優先する。
この映画はありそうもない法案が現実となったときに人々がどのように振る舞うか、その狂気と正気を描いた作品である。 狂気の法律が招くのは狂気の世の中だ。そしてその陰には、必ず陰謀がある。 トランプ大統領の出現よりも随分前に第一作目が作られたのは、関係者の慧眼と先見性を示している。
作品の大部分を占める、狂気と化した夜の町は尋常な怖さではない。途中で何度か飛び上がりそうになったほどだ。しかし、そのスリルこそがこの映画の真骨頂だと思う。人間は基本的にスリルを味わいたい生き物だ。
心臓の弱い人を除いて、かなりおすすめの映画である。
ツッコミどころ満載w
僕は一作目しか鑑賞していないが、一作目に比べると怖さや不気味さが全く無くなってしまっていると思う。その原因は現実味が皆無だということだ。
ギロチンで首を斬ったり、車に生きたまま縛り付けて全力疾走。一体普段から何を溜め込んでいるんだwこんな市民ばっかりで普段は犯罪率が1%未満なんてありえるのか?w狂ったキャラクターをたくさん描いていれば怖くなると思っているのかな?キャラクターが一辺倒すぎると感じた。レイプ犯とか銀行強盗とかそういう現実味のある犯罪も描いてほしかった。
一番気になったのが外国人がアメリカに来て暴れていることだw外国人がアメリカ人と一緒に暴れちゃダメでしょw
少し規模が大きすぎたのではないかと感じた。一作目くらいのスケールが適していると思う。
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