パージ:大統領令のレビュー・感想・評価
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事実はフィクションよりも奇なり
本当に予測不能で奇妙なシリーズだ。デモナコ監督は『交渉人』や数々のTVシリーズで知られ、脚本の筆致には定評のある人。そんな彼が、ジェイソン・ブラム製作のビックリ箱に足を突っ込み、思いがけない化学変化を獲得したことでこの人気シリーズが誕生した。本作が面白いのは、大統領選の年に合わせて、こちらも同様の大統領選を盛り込んで、野心的な内容を描いて見せたところ。その中で懸案の“パージ法”に関する是非も問われ、政治や宗教、貧困や格差、人種問題といった米国特有の問題もあぶり出して見せながら、それでいて最終的にはしっかりとエンターテインメントに着地している。きっと公開時(2016年7月)は米国民にとっても「こんなことにはならないよね」なお笑い種だったろうが、結果的にトランプ政権となって、彼らは今の世の中をいったいどう見ているのだろうか。事実はフィクションよりも奇なり。本作についてもその後の検証が必要だ。
世界の運命を左右する12時間。
原題
The Purge: Election Year
感想
テーマは“アメリカ大統領選”! 現実世界と絶妙にシンクロした内容に全米熱狂!!
“パージ”反対派と賛成派に分断したアメリカの大統領選挙をテーマにした本作。
現実社会の出来事を意識したプロモーションでも話題に!!
累計世界興行収入300億円を突破! シリーズ最大のヒットへ!!
超話題作がひしめく夏休み直前の全米公開にも関わらず、全米初登場3位! 4週連続米TOP10入り!
前作で警察官だったレオが今作ではローン議員を守るボディガードに!
二人を助けるマルコス、ジョー、レイニーとキャラもよかったです!
電飾カーとチョコバーガールはかなり狂っててインパクト大でした。轢かれる所はスカッとしました笑
個性豊かな仮面、殺人旅行客も印象に残りました。
ただスケールは大きくなってるからかイカれ度合いは控えめになってるなと思いました。私はパージでイカれる人々が見たいです笑
NFFAが宗教みたいで気持ち悪かったです。
ビショップとジョーが死んでしまうのは悲しかったです。
そして無事ローン議員が大統領選勝利しパージ廃止、国内で騒動が勃発、この先どうなることやら…。
※パージで魂を清めよ!
レオが主人公となりカッコいい活躍を見せてくれた
前作よりもアクション要素強め。レオが主人公となり、カッコいい活躍を見せてくれた。
前作でレオを演じるフランク・グリロが好きになった。今作は出番が多かったので嬉しい。寡黙ながらも大統領を命懸けで姿に惚れる。
残念だったのは、緊迫感が薄れただのアクション映画になったこと。
前作はレオ以外お荷物のクソ雑魚パーティだったので、「いつ殺られてもおかしくない」緊迫感があった。しかし、今作はレオ以外もそれなりに戦える強いパーティ。「ピンチになっても誰かが何とかしてくれる」という安心感が生まれ、ドキドキ感は前作よりなかった。
ダンテたちと合流してからは、お姫様を救いに行く王道の展開になる。悪くないけどこれなら別にパージじゃなくても良かった気がするね。
すごく野心的
アナーキーからの続きでわりと安心して見られる
もう普通のアクション映画だよ!面白いからいいけど!
年に一回12時間だけ全ての犯罪が許されるパージ法があるアメリカという設定の第三弾。どう考えてもパージない方が幸せな人の方が99%だと思うのですがアメリカって民主主義じゃないんでしたっけ。
長期シリーズで主人公が続投するのは嬉しいですね。
パージ令が施行され約20年、ようやくパージ反対派が大統領選に立候補するまできた現在。もうこの時点でアメリカ人ってバカなの?って世界中に思われると思うんですが大丈夫?全国民のほとんどがバカじゃないと成立しない前提なのでパージ反対派の議員が信念だかなんだか知りませんが周りがそのためにどんどん死んでいくことになんの感情も抱いていなそうなのが引っかかりますが、主人公のプロフェッショナルぶりや巻き込まれた一般市民カッケー!という所でたのしめばいいと思いました。後ニ作ありますが蛇足な気がするなあ・・・。この映画できちんと完結してるんだよなあ・・・。
やはりこうなったか
第一作はパージが当たり前の世界で、ひょんな事から巻き込まれてしまう一家を描いたホームインベージョンスリラー、前作はパージに参加する側の人間を描いたアクションスリラーで、趣が変わった形だった。その中で、パージ裏で何かを目論むNFFAの姿を描いていた。そこまで来るとこのストーリーは納得だ。本作もアクション要素が強いが、政府の要人もパージ対象となったことで、派手な武器でぶっ壊す描写が一段と多くなり、製作のマイケル・ベイが好みそうな描写のてんこ盛りである。次は自らメガホンを取ってくれ。
従来の面白さやスリル感は引き継がれており、それに加えてパージの裏でどんなやり取りが行われているのか、いわゆる舞台裏が見れるとあり、手に汗握る展開のオンパレード状態だった。
正直三作目となると見慣れた感が出てしまい、シリーズ物特有の「慣れ」はやはり感じてしまうが、これから更にパージがあらゆる形で人々を蝕んでいき、取り返しのつかない事態に発展するか、パージが完全に違法行為となり、消滅していくか等の今後の展開も予想してしまうが、期待通りの部分と期待を裏切る部分が毎度均等に現れる、非常にパランスの取れた作品だ。
シリーズ物
55点
映画評価:55点
パージシリーズ第3作目
中弛みを回避したかったのか、
新しい試み。
なんと反パージの大統領候補が台頭
これを邪魔に感じた政府は
パージを利用して暗殺?要請を実行
逃げる候補者と、追う政府
それに巻き込まれながらも協力する市民
なんだか、
本当にプレステで出てきそうなシチュエーションにワクワクが止まりませんね♪
その点でいえば、
前作の生存者をメインキャラに添えた事で
更に見易く、感情移入しやすいのはGOOD
ちゃんと過去作を通して観ている方なら
訳わからん要素はほとんどありません。
ただ、
前作より人間味というか、
味方側の個性さが足りない印象はあります。
前作は見ながら「頑張れ」や「なにやってんだよ(怒)」とついつい発していたんですけど
今回は皆無難で頭も良くて
安心して?観ていました。
どんどんと成長してくる
パージシリーズが更に面白くなる事を
期待しております!
ありがとうございました
【2021.7.29鑑賞】
他見て見ようかという気にはなった。
1をずいぶん前に観て、設定のわりにダダ下がりな展開にうんざりしたので以降シリーズは観てなかったわけだが、これは設定を活かせていると思った。
1はほぼ屋内で完結する、あれがまずかった。ただのパニックスリラーで終わらせている。パージというアイデアにポテンシャルがあるのにガッカリのできだった。
これはパージの設定で起りそうな無法地帯然とした様相をちゃんと描いている。カオティックなビジュアルもいいと思う。あとはシミュレーションで作るシナリオだろうからこれは一つの、あり得ない世界観の提示、という前提で観ることができる。
結局、好みの話にはなるが、もうちょっとカルトっぽさは残して欲しかったな、と(注文多いか。。)
あの万引きビッチ、もうあの子たちと店主の対決で大筋いってくれても良かったかな。あのクソビッチぶりとビジュアルは最高だったので、すぐ死んでちょっと残念だった笑
後半アクションで無難すぎるけど、でもまあ他見てみようかという気にはなった。
実際にあったら怖いけど、大好きなシリーズ(笑)
殺人を含む全ての犯罪が合法・・国民は年に1度のその日に日頃のうっぷんや恨みを晴らす・・警察・消防・救急は機能停止・・実際にありそうで怖いですよね。 この法律よく考えたな~、怖いですが映画の設定としては大好きです・・問題発言かな(笑) 時々レビューに書く「当事者になりたくないけれど観るのは大好きシリーズ」です(笑) 嫌いな奴に何でもできるチャンスというのは捨てがたいですが、そいつの元にたどり着く前に知らない誰かにやられちゃうか(笑) 実際は家で12時間耐えるのみでしょうね、自分を狙ってくる人もいるかもしれないし。 ハロウィンのバカ騒ぎのニュースを観た時「日本でパージが行われたらこんな感じかな・・」なんて思ったことがあります、車をひっくり返した奴らとかを観て(笑) このシリーズが始まった時期あたりがブラムハウス製作の作品に興味を持ち始めた頃です!
前作よりも良かった!
これはもはや『パージ』ではない
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