「一人息子を亡くした夫婦ジェシーとマークのもとに養子として迎えられた...」ソムニア 悪夢の少年 よねさんの映画レビュー(感想・評価)
一人息子を亡くした夫婦ジェシーとマークのもとに養子として迎えられた...
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一人息子を亡くした夫婦ジェシーとマークのもとに養子として迎えられたコディ。蝶が好きで物静かな彼と二人は幸せな日々を過ごしていたが、ある夜居間に無数の蝶が現れ、その向こうに死んだはずの息子ショーンが微笑を浮かべて佇んでいた。夢に見たものを現出させる能力を持つがゆえに眠りに落ちることを怖れるコディと、ショーンに会いたい一心でコディにショーンの夢を見させようとするジェシー。やがてジェシーの行動が一線を越えたことから悲劇が始まる。
冒頭から漂う不穏な雰囲気から『エスター』のような禍々しいホラー映画の展開を想像していましたがむしろファンタジー要素が強く、『ルーム』と同じテーマをなぞっているかのような静謐で美しい映画でした。
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