「頑張って作ってるのは伝わる」こどもつかい 守銭奴さんの映画レビュー(感想・評価)
頑張って作ってるのは伝わる
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昔からホラーや怪談のたぐいはよく楽しんできたが、最近どうにもわくわくしない。
「残穢」はなかなかに面白かった、こういう手法もありかあ、と。ただ、怖いというより推理ものみたいだったな。
だいたい怪談や恐い話はそんなにパターンがあるもんでもないと思う。日本では江戸期にだいぶさかんにつくられた感じだが、例えば累ヶ淵
とか
お岩さんの話
番町皿屋敷にしても
どれも無念に死んだ怨念の話だ。
そういう怨念系のホラーがまずひとつある。
この「こどもつかい」もそういうものとも考えられるが、幼児虐待という現実にある問題がからめてあるのがなんかバツが悪い。
それはともかく、恐くないしつまらない。
昔、京極夏彦氏が内容というよりプレゼンテーション、つまりどうみせるか聞かせるか、読ませるかが大事だとそんなことを言っていた。
同じ怪談を話しても話す人によって怖かったり怖くなかったりしますね、そういうことですね。
映画ではそれは、演出の仕方とかになるんだろけど
まず、トミーの歌?このメロディがまるで恐くないんだよなあ、この映画。なんでこんなビビんの、こんな歌で?
子どもらもまるでこわくない、なんか笑ってしまう。子役の人選ミスか
ストーリーはなんか破綻してるというかまとまってないというか。でも、そりゃいいや別に
あと不自然にでかい効果音。音でビビらすとか安直すぎる。
総じて楽しめなかった。
Jホラーともてはやされたのも今はむかしなのか、知らないが。
清水さんお願いしますよ〜(;´д`)
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