劇場公開日 2016年8月27日

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「ミサンガとショール」あの場所で君を待ってる kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ミサンガとショール

2022年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 失意のもとチェコのプラハに留学することになった30歳のジンティエン。クラスメートの紹介でシングルファーザーのチェロ奏者ズーヤンと知り合い、恋に落ちた。ジンティエンの目的は亡くなった祖母と恋愛関係にあった医師ノバクの足跡を探すこととなり、「思い出の場所」を求め奔走することに。

 リー・ピンビンの撮影(ドローン撮影もあった)はいつも美しいと思う。プラハの歴史的側面と戦争後も残っている街並みや彫像。若い二人、戦時中の二人が過ごしていても全く違和感のない芸術的な街。行ってみたい!

 ストーリーは祖母の熱愛のほうが印象に残るし、ジンティエンとズーヤンの曖昧さよりはクラスメートのプロポーズのほうが幸福感を与えてくれるアンバランスさ。いや、それよりも婚約者に対する思いは捨てきれるのか??

 ちょっと記憶に残ったのは、新生活を前に「やりたいことリスト」を作りメモ書きした中に「一夜情」があったこと。パッと見たときに「一夜漬」に見えたので、白菜でも漬けるのかと思っていたら、ワンナイトラブのことだったのですね・・・

kossy