東京喰種 トーキョーグールのレビュー・感想・評価
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誰が守ってくれるんだよ!そりゃ教団が・・・
一番良かったのがリゼ(蒼井優)がカネキ(窪田正孝)を食おうとした序盤の展開。彼女のしゃべりが怖いんです。やはり蒼井優はどんな役でもこなせる大人の役者になったんだなぁと感じました。
人間が最高の捕食者だったのに、それ以上の捕食者に喰種(グール)がいる。捕食者と言えば『プレデター』を思い出しますが、人間の形をしたプレデターみたいなものかな?人肉しか受け付けないという体質なので、人間を襲うことのできない弱いグールは自殺した者の死体を食らうしかない。CCG(喰種対策局)もグールを狩ろうとしているし、グールたちはなぜだか人間社会に溶け込もうとしているので、不自由極まりない世界なのです。いわばヴァンパイアの人肉版といったところ。そう考えれば理解しやすい。
原作も何も知らないので、こうした世界観と人間を殺して食わなければ生きていけない人間らしい心の葛藤だけに注目させられる。葛藤といっても、人を殺さない信念なのか人肉を食わないという信念なのか、それとも絶食はいつまで続けられるかといった細かな心情まではわかりません。CCGとの戦いが見せ場になるものだと思っていましたが、不気味な大泉洋ばかりが目立ってしまい、どうしても小規模な戦いという印象でした。
終盤の盛り上がり・・・それが弱かったかと思います。相田翔子の羽をいつの間にか大泉洋が使ってるし、その彼もいつの間にか倒れてるし、CCGの応援部隊は来ないし・・・と、消化不良に陥ったので、帰りにCGCのお茶を買ってきました。
原作に忠実
思ったより悪くなかった。
清水富美加ちゃんの事件がすごく印象的だった映画。
どんだけ酷い話かと思ったら…。
意外と真面目。
人間の世界で吸血鬼がどうやって生きていくかを悩ませる話。
人間は彼らを駆逐しようとするけど、喰種は密かに人との生活に馴染みながら生きようとしている。
人間が異種を根絶やしにしようとすればするほど、彼らは暴れ回るのですから、なんだかかわいそうな気持ちになっていく…。
最終的には、喰種と吸血鬼とのバトルという、不毛の戦い。
違う種族が互いを認め合いながら生きる道はないのか?
と、悲しい気持ちになる作品でした。
人肉を食べるシーンがどんだけ酷いのか思ったら、そんなに酷くはなかった。
むしろ、生きるために食べるというシーンが多かったから、人肉の必要性に神妙な気持ちになったというか…。
生きるためには食べなければならないという、生き物の定めを考えさせられる、結構深い内容でした。
清水富美加ちゃんも、全然食べるシーンなかったし、一体何が嫌だったのか…?
窪田くんがはまり役だったのも良かった理由の一つ。
素朴で大人しい性格かと思いきや、いざ戦いのシーンになると、誰よりも精神振り乱して発狂するという…。
その怒り狂った演技に魅了されました。
これで終わりなのがちょっと物足りない…。
確か続編があったようにも思うので、もしあるならいつか観たいなと思う作品でした。
密かに大泉洋さんが出ていたのがツボとなりました(笑)
あまり面白くなかった・・・
製作された方には申し訳ないけれど、映画としての出来は良くないと思います。。。原作は全て読んでいます。
見ていて一番気になるのが、あまりにも説明不足な点です。原作を読んでいないと意味が分からないところが多いのではないでしょうか?例えば、クインケがどうやって出来ているのか、もう少しはっきり説明しないと、真戸の残虐性が伝わりません。それに序盤、死んだはずのリゼが出てくるシーンがありますが(実際には金木の幻覚)、原作を見ていないと非常に混乱させられると思います。原作でも序盤にはないシーンですし、敢えて追加した意味が分かりません。
そして原作では書かれている主人公のモノローグが一切ないため、本作の肝とも言える主人公の心の葛藤が全く伝わってきません。グール化した際の演技も、飢餓と食事による快楽で理性を失う、というより単に発狂して凶暴な化け物になったようにしか見えません。人とグールは、体は別でも心は全く一緒、という設定があって初めて見ている側に問題提起ができるはずです。発狂して暴れ回る怪物、ということだと意味合いが変わってしまうはずです。(原作でも理性が飛ぶシーンはあるにはありますが、モノローグ含めて丁寧に描かれているので、あまり問題はありません。)
ストーリーは原作にかなり忠実ですが、その為かえって粗が目立ちます。例えば亜門に「僕を人殺しにしないでくれ」というシーンも、亜門に逃げてくれ、と言った後だから意味が通じるのであって、馬乗りになりながら言っても意味が分かりません。吉村の「二つの世界に居場所がある」という台詞も、どこにも居場所がない、という台詞を受けてのものであって、いきなり言われても印象が薄いです。原作の名台詞を、なぜそれが名台詞なのか、という文脈を捉えず、ただただ有名な台詞だから、と挿入しているだけのように見えます。
いっそ原作の設定を活かして全く別のストーリーにしてしまうなら良いと思うのですが、中途半端に原作に忠実なストーリーでありながら、原作の一番良い所(バトルではなく、登場人物の葛藤、心理描写や台詞回し)が活かせていないのが残念でした。
ちなみに映像面では、カグネが気になりました。原作のカグネ(特に薫香のもの)は硬い金属質のような印象ですが(作中では鋼鉄製の筋肉のようなもの、と説明されている)、映画のものは表面がベトベトしている感じです。原作中では薫香のカグネは美しいとまで描写されている(「きれい」と言われ見とれられる)のに、映画のものは、とても美しいといえる代物ではありませんでした。ただ映画はグロさを売りにしている様子もあるので、原作と異なるというだけで、これはこれでありなのかもしれませんが。
比較的原作に忠実
人とグール…どっちが悪なの⁉️
見本的原作レ⚫プの全力失笑コメディ!
原作完結した事ですし、Amazonで100円だった事もあって観てみました。まぁ、ホント邦画のレベルの低さを再確認でしたね。中途半端なコメディでした。笑い過ぎて舌噛んだ!いや、作ってる側はコメディの認識ないかと思いますが出来上がった作品は失笑しかできない残念な仕上がりです。
余り日本の俳優さんに詳しくないのですが金木役の人、大学生にしては老けてますよね?正直演技は不自然極まりないですし、どっちにしろ内容もロクな物に仕上がんないんなら、せめて俳優さんの年齢ぐらいは原作と近付けても良かったのではないでしょうか?
不思議なのはCGのレベルとか毎週やってる仮面ライダーと変わらないって事なんですよね。日本の映画の予算って毎週やってる特撮と変わらないんですかね?
まぁ、酷評するんなら観るなよって話なのかもしれないですけど、原作読んでたら気になるのが人のサガってもんなんです。でもやっぱり作った人に言いたい。真面目に仕事してください!
東京喰種トーキョーグール:この世界は間違っている【邦画名言名セリフ】
【東京喰種 トーキョーグール:おすすめポイント】
1.なんじゃこりゃというような衝撃シーンがめちゃくちゃ最高!!!
2.キャスティングが凄すぎる!!
3.漫画を見ていなくても楽しめる!
【東京喰種 トーキョーグール:名言名セリフ】
1.神代 利世(かみしろ りぜ)役蒼井優の名言名セリフ
→「カネキさんのこともっと知りたいから」
2.神代 利世(かみしろ りぜ)役蒼井優の名言名セリフ
→「カネキさんのこともっと知りたいから」
→「カネキさん、ここお肉ついてますよ」
→「私もあなたを見ていたの」
→「わぁ美味しい」
→「私あの部分何度も読んでもゾクゾクしちゃう」
3.芳村(よしむら)役村井國夫の名言名セリフ
→「あんていくブランドだよ」
4.笛口 リョーコ(ふえぐち リョーコ)役相田翔子の名言名セリフ
→「イナミ生きて」
5.霧嶋 董香(きりしま とうか)役清水富美加の名言名セリフ
→「敵を前にしたら手足がもがれても戦え」
【東京喰種 トーキョーグール:個人評価=★★★★★】
★★★★★:今すぐ観るべき‥人生を生きる為の何かを教えてくれる貴重な映画
★★★★:早めに観るべき‥観る人だれにでも何かを与えてくれる大事な映画
★★★:まあ観ても良し‥観る人によっては全く意味を持たない普通の映画
★★:観なくても良し‥単に時間だけを浪費してしまう可能性が高い映画
★:観てはいけない‥観た後に非常に残念な気持ちを感じてしまう映画
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